僕の刑務所生活を有効だったと思えるようになったのも、つらい二年間を意味有るあるものにしなければと、常に前向きに考えられるようなモチベーションを保てたのも、すべて、この『鏡の法則』という留置場で読んだ本のおかげです。

 そして、今も、常に僕の生活を支える言葉です。

 『 人生で起こるどんな問題も、何か大切な事を気づかせる為に起こり
ます。
 そして、あなた解決出来ない問題は決して起きません。

 あなたに起きている問題は、あなたに解決する力があり、そして、その
解決を
通じて大切な事を学べるから起こるのです。 』

 この、深い言葉は、いつ思い起こしても前向きな気持ちにさせられます。

 決して、今の自分を僻んで落ち込んでばかりいるのではなく、必然性だけを追求して、意味のあるものなんだと、常に考え、それゆえに、神様の思いを前向きに推し量って考えたものでした。

 この事を、今、ふと思い起こして、Yahooオークションで検索を掛けましたら、その本が出品して有ったので、落札してしまいました。  まさしくの座右の銘にしたいと思ってます。