現在サードラインでテセントリク中(2回目が1114(火)予定)だが、前も書いたようにあまり大きな期待はしていない。他にこれから何が残っている?


①殺細胞性抗癌剤

セカンドでアリムタ・カルボプラチンを入れ、少し効きかけたものの1サイクルで無効の判断。その時は次の剤と言うことでタキソール系(アブラキサン)の名前も出ていたが、副作用もあり、根拠なしには打ちたくはない。

剤を選べるなら、循環腫瘍細胞検査や抗癌剤感受性検査で有効な抗癌剤をセレクトした上で主治医とご相談。


②放射線治療

今の転移にはこれ以上はない。


③外科的治療

③-1 脊椎機能を温存し、腫瘍脊椎のみを摘出する腫瘍脊椎全摘術(embolic spondlectomy)。怖そうな術式...

③-2 癌組織に針を刺し、癌を凍結し、壊死させる凍結療法。実施の可否は癌の種類、浸潤の仕方によるらしい。


④分子標的薬

本来はKRAS G12Cで承認されているソトラシブがG12Dにも効果があると言う情報がある。ただし、副作用もそれなりなありそうだし対応してくれる施設が現時点ではなさそう。コストもうんとかかる。


⑤アンチセンス

ミラティ社のMRTX-1133がPhase 1。もしかしたら間に合うかも。


⑥漢方薬

⑥-1 天仙液 それなりに歴史はあるが...継続するとなるとかなり高価。

⑥-2 アントロキノノール 米国の治験がPhase 2で止まっている。市販されている抽出物はかなり高価。