退院後初のクリニック受診に
酩酊状態で行き
ジアゼパム5mgを眠前に1錠と
レグテクト錠330mg,2錠を毎食後、
そしてビタミン剤1錠を毎食後に処方され
次は素面で来るように言われて
帰ってきました。





一応、2週間分のお薬をもらい
いつシラフになるかわからなかったので
予約はせずに。





情けない。





その後も連続飲酒は続き
相変わらず自殺願望があり
時には未遂のようなことをしたりして
自ら救急車を呼び
怪我のない時は警察に保護され
怪我があれば病院に運ばれる主人。





死にたいだけの時は
救急車ではなく警察だと
いつの間にか学んでいたようです。





救急車と警察の使い分け。
なんて御身分よ。





あんだけ行きたいと言っていたジムには
毎日通っていて
なんなら1日2回以上は行っていましたね。





ただふらふらで
酒臭いまま行っていたので
いつかトラブルになるのでは?
と心配していましたが、
わたしの話を聞くはずもなく。
クリニックの先生も
そんな状態で行くなと言ってくれましたが
大丈夫と言って聞きませんでした。





もちろんわたしは
主人との別居を継続。





ただ主人は
お酒をやめたいと言う気持ちは
多少なりともあったようで
お酒を買わないため
収入のほとんどを
わたしに預けることは
変わらずしていて
そうすることで
自分にプレッシャーをかけていました。





なので食べ物を買って
冷蔵庫に入れたり、
郵便物の確認とか
そういうことは約束だったから
するために時々自宅に帰っていました。





あとは病院への支払いも
わたしがしていました。





それなのに
なぜアルコールを
主人が手に入れられるのかというと
タバコを買うためのお金は
手元に置いておきたいと言って
いくらか持っていたんですよね。






主人の収入は
毎月一定ではないみたいだし
月にどのくらい稼いでいるか
知らないもので、
一体どのくらい手元に置いているのかは
謎なのですが
いつもお金が尽きて
そうすると連続飲酒が止まるという
パターンです。





これって自分の意志でというか
なんというか微妙ですよね。
これを狙ってわたしにお金を
預けてくれているのだろうけど
結局やめられない。





タバコも
わたしに買わせてくれればいいのにって
思うけれど
管理されている気がするから
嫌だとかおっしゃる。





でもでも、
本当にやめたいのなら
どうしてそんな
中途半端なことするの?
ってわたしは思ってしまう。





わたしにお金の管理を委ねることは
本当は依存症克服には
良くないと思う。
でも自分の意志でそうするなら
徹底して欲しい。





この方法は
自分の意志でやめるのではなくて
間接的だよね。





そして今回も
お金が尽きて素面になったのでした。





ちょうどその数日前のこと。
ジアゼパム内服下で
アルコール摂取をしていた主人。





わたしと暮らしていたころは
隠れ飲酒だったので
わたしがいる時は
家では絶対飲みませんでした。





わたしが当直の日は
家で飲んでいたのかもしれませんが
帰ってくる頃には
証拠は全て隠滅されていました。





ところがその日、
食料を補充しに自宅へ戻ると
キッチンにストロングゼロ。










いつも決まってレモン。
ほんっと嫌い。
ストロングゼロ。
コンビニで目にするだけでも
気分が悪くなる。






わたしが部屋に入ると
驚いた顔してキッチンへやってきて
空の缶を捨てようとしたみたいでしたが
酩酊状態なので
動作が緩慢すぎて間に合わず。
バツの悪そうな顔をして。





わたしが来ると思わなかったのか、
もうそんな事も
気にできないほど
脳がやられていたか。





外にも空の缶がありました。






腹の立ったわたしは
言った。





飲まないから退院したんじゃなかった?
飲むなら早く国に帰ってよ。
断酒しないなら
わたしはサポートするつもりないんだから。
わたしの時間を無駄にしないで。
あなたさえいなければ
わたしのメンタルも回復するんだから。




主人は
わたしに何か言おうとしていたけれど
言葉が出てこない様子でした。




その時、
主人の携帯が鳴った。





酔っていたので
手当たり次第に知り合いに
電話していたのでしょう。





そのうちの一人からの
コールバックでした。





相手は日本に住む同じ国出身の方。
彼は日本に住んで15年くらいと
言っていたかな?
まぁこの人も
悪いとこばかりではないのですが
言葉は悪いけどクズなんですよね。