友人のおかげで
弁護士が見つかりました。
主人が英語話せないことと
主人が離婚に納得していないこと
わたしたちが国際結婚で
結婚したのが主人の国であることなどから
何人かの弁護士さんに断られたけれど
やっと、見つかりました。
ちょうどその頃、
退院後初のクリニック受診がありました。
正確には、
1回目はすっぽかされたのですが。
予約を取り直したこの時も、
わたしは当直明け。
何となく当直明けの時は
少ない罪悪感で有給がとれるのですが
それ以外の時は
みんな有給とれてないので
取りづらいのです。
主人、待ち合わせの場所に、
来ました!
でも顔は真っ赤、呂律は回らない、
何を言っても真面目に聞かない、
ふらついているし酒臭い。
今までお酒の匂い気にした事なかったけど
主人がこんな風になってからというもの
お酒の匂いに敏感になったと言うか、
主人以外の人からするお酒の匂いすら
今は受けつけない。
クリニックに着くまで二駅。
ずっと言い合い。笑
わたしもムキになって言い返すけれど
主人もクレイジーで、
言っても酔っている時は無駄って
分かっているのに
真剣にやり取りしてしまうんですよね。
こうして無駄に
エネルギー消費しているわたし。
いい加減、学習したい。
クリニックについて
受付を済ませて、
先生から名前が呼ばれるのを待つ。
主人の通っているクリニックは
予約時間が15時なら、
15時から16時の1時間の間に
受付を済ませれば良いことになっているので
来た順に呼ばれるのかと思いきや
主人は毎回その時間の最後なんですね。
日本語が話せないので
診察に時間がかかるから
後回しにされているのだと思うのですが、
日本語を話せない主人を受け入れてくれる
精神科はなかなかないので
何も言えない。
それに対して主人はイライラ。
汚い言葉連発。
隣にいるのが恥ずかしかった。
右向けといえば左を向くような主人。
義母が主人を育てるのは
本当に大変だったと言っていたけれど
納得。
やっと先生に呼ばれて、
診察室へ入る。
先生の最初の一言。
「なんで出てきちゃったの。」
あんな所にいたら
おかしくなるよ。
あんな所にいたら
仕事も出来ないし。
クライアントになりかけた人を
失ったんだ。
それにだんだん鬱が酷くなって
死にたいって思った。
どうやったらここで死ねるかって
考えるようになった。
ベルトも靴紐もあったし、
ペンもあった。
死ねるって思った。
でもそんなことしても
誰も幸せじゃない。
病院のスタッフも困るだろうし、
悲しむかわからないけど
家族が悲しむかもしれない。
妻に二度と会えないかもしれない。
おかしくなるって言ってるのに
その治療はしてくれない。
それならジムに行きたいって思った。
自分の国に帰ったら?
全然ダメじゃない。
もうお酒飲んでる。
出てきてもダメだったんだから
あなたの考えてた方法は
ダメだったんじゃないの?
どうしたいんですか?
良くなりたい。
じゃあ少しの間
お仕事は休みましょうよ。
それは出来ない。
休んだらビジネスを失う。
任意入院した時は
2週間くらい平気と言って
だから先生は紹介してくれたのに。
こうして言うことが二転三転するのが
また腹立つ。
いくらここに来ても
あなたが頑張らないと
良くならないよ。
わたしたちがいくら奨めても
あなたは言う事聞かないんだから
あなたのやり方で
やめたらいいけど
次来る時はシラフで来て。
じゃあジアゼパムとビタミン剤
同じの出しますから、
また酔いのさめた時に来て頂いて
お話ししましょう。
ジアゼパムのせいで
だんだんと
おかしくなっている気がするんですが。
ジアゼパムがなければ、
酔っていても
人に迷惑かけたり
何かやらかしたりはしないんですよね。
そうだね。
この人にはジアゼパム合わないんだね。
そういう人もいるんですよ。
でもね寝る前だけは処方させて。
じゃないとこの人夜眠れないよ?
分かりました。
あとそれを飲んでお酒を飲むと
気分が悪くなるお薬があると
入院中主治医から聞いたんですけど
それを貰うことはできますか?
なに?
この人が飲みたいって言ってるの?
そうなんです。
飲みたいって言ってたよね?
飲みたい。
出来ることは何だってしたいんだ。
わかった。
じゃあ出すけど、
これ効かない人もいるから。
あとは大丈夫?
はい。
じゃあ今日はこれで。
今度は抗酒薬に期待する
主人とわたしたち。
なんならわたしの両親も。笑
こうしてブログにしてみて
改めて思いますが
本当にアホですよね。笑
主人といると
基本冷静さを欠いている気がするわ。