ジアゼパムをアルコールとともに摂取し
クレイジーになってしまった主人。
今度はセルトラリンを処方されました。
お酒と一緒に内服するなら
こちらの方がマシと思うからという
先生の判断でしたが最悪でした。





摂取後数時間で主人はスーパーハイに!
すごいドラッグ飲んだぜー!
今なら飛び降りれる!イェーイ!!
26階からなら1発で死ねる!
みたいな。





実家に戻っていたわたしに
ついてきた主人でしたが
すぐわたし達の家に連れ戻しました。
飛び降りたら死ぬだろうけど、
26階よりまし。





飛び降りようとする主人を制止するのは
本当に大変。
その日は
ゴールデンウィークの始まる前日で
時刻は22時過ぎ。
もうどうしたらいいのかいいのかわからず
24時間対応の、市の、
夜間とか緊急時に受診できる医療機関を
紹介してもらえる番号に電話してみる。





が、この番号で、精神科は
紹介できないと。
精神科専用の番号を教えてもらうが
今紹介できる医療機関はないので
警察を呼ぶようにと。
また警察。
警察もまたか。という感じ。





こんなことがいつまで続くのかと思いました。
主人が死ぬことで終わる?
主人は死にたいと言うけれど
それが本心??
だって今の彼は
シラフの彼とは別人のようだから
今の彼の言うことを信じるのは
なんだか違和感がある。




ずっと監視していることも出来ないので
わたしは引き続き実家にて
出来るだけ普通の生活を続ける。
なんとなく主人との間に適度な距離を
とることがお互いのためにいいのでは?
と思い、
その適度な距離を探すようになりました。





けどそれが難しい。
実家にいて離れていれば、
死んでいないか気になる。
それなら一緒にいた方が
楽なんじゃないかとおもう。
けど実際に家に帰って彼と過してみると
すぐにわたしギブ。





仕事をしていても、
わたしのシフトを忘れていて
仕事中かなんてお構いなしに
電話してくる。





何してるんだ。
どうして家にいないんだ。
いつ帰ってくる?




別居していることすら忘れている。




もう辛いでしょ。
お酒やめなよ。
誰も幸せにならない。





言っても無駄と思っていても
言ってしまう。




お酒は飲んでいない。





この期に及んで
まだ嘘をつく主人。




酔って、ジアゼパムを飲んで
おかしくなる所までは
去年経験済みだったけれど、
暴力や自傷行為など
今まで見たことのなかった主人を
見ることになり
わたしも相当ショックでした。





この頃には
主人からの電話やメールに気づくだけで
力が抜けたり冷や汗が出て
動悸がするようになっていました。





でもその内容次第では
今確認しておいた方がいいこともあるから
確認する。





今年のゴールデンウィークは
わたしには本当に長いお休みでした。
とても長く感じました。





ゴールデンウィークなど関係ない
わたしの仕事。
ゴールデンウィーク中も通常通りか
むしろそれより忙しいくらい。
幸いわたしの両親がお休みだったので
ずっと家にいないように連れ出してくれたり、
様子を見に行ってくれたりしていました。





おかげで連続飲酒は止まり
離脱症状も出ていて辛そうだったので、
断酒出来ていたしと
また頂いていたジアゼパムを
渡すようになりました。




ところが
ゴールデンウィークが終わり
わたしの両親の目が離れると
また飲酒再開。





わたしの馬鹿な所は
彼が断酒する度に
期待してしまうところ。
いい加減学習しろ!って感じ。




酩酊中の主人は
基本的に酷い奴で
これがこのまま続くなら
殺意を覚えるんじゃないかと
思ったくらいでした。
それも別居した理由のうちの
一つでした。
わたしも自分で
自分のイライラを
コントロール出来なかったのです。





でも、酩酊中ながらも
わたしのことを気にかけていると
感じることがあって。





わたしの仕事中電話してきて、
出ると、
今日のディナーは何にする?
何が食べたい?
疲れてるだろ。
なにかスタミナつくようなものを。
とかいうんです。





酔っ払いながらも
わたしのこと気にかけてくれたりして
わたしの好きな主人も
残っている。





ゴールデンウィークが明けてすぐ、
わたしの誕生日がありました。
その日も主人は連続飲酒中だったので
わたしは実家にステイ。





すると、
ホールケーキ1つ。
サーティーワンのアイスケーキ1つ。
カーネーション(母の日用)の鉢1つ。
を両手に抱えて
舌も回らずフラフラな状態で
わたしの実家にやって来た。





以前、
たまたま見かけたサーティーワンに
立ち寄って見つけたアイスケーキ。
可愛い〜♡
次のわたしの誕生日には
これよろしくね。
と冗談のつもりで
そんな話していたのですが
それを覚えていたようです。




普通のケーキの方は
開けてみると
もうぐちゃぐちゃ。
それくらいフラフラだったのです。




カーネーションは
英語が全くの母が
自分のものと勘違いし、
あら、これわたしに?
と言って喜んでしまって。




あれ?って顔をする主人に、
マザーズデイって
書いてあるでしょ?
と言うと、
理解したようで。





じゃあ、このお花は
ラッキーなママにあげよう。
と主人は言いました。




さらに、
誕生日おめでとう。
愛してる。
こんな夫でごめん。
お酒やめたいんだ。苦しいんだ。
でも俺馬鹿なんだ。
止めれないんだ。
どうしてお酒飲む前に、
○○のこと考えられないんだろう。
みんなに迷惑かけてることも
知ってるし、
自分は本当にpiece of shitだ。
お願いだから
別れないでくれ。
今までした最高の決断は
○○と結婚したこと。
おかげでドラッグはやめられた。
あと一つ、
お酒だけなんだ。
これがすごく大変なんだ。
わかって欲しい。
と泣きながら言うのですよ。





わたしは、
とても複雑な気持ちになり
泣きながら彼の話を聞いて
ずるいな~と思いました。




そしてその後、
主人はわたしの実家をあとにしました。
それから1時間くらいして?
救急隊からわたしへ
電話が入る。