てんかん発作を今年1月に起こして、
1泊大学病院へ入院して。
それでも断酒は出来なかったので、
また帰国後の状態に戻ったような感じで、
時は過ぎていきました。




お酒のことで喧嘩するのも
相変わらず。
問題はあるけれど、
それを見て見ぬふりをすれば
とりあえずそのままの生活は続けられる。
ダメージを受ければ直ぐに崩壊しそうな
そんな状態で生活していました。




何となくそれでも最悪の時は免れたと
今度は子どもが欲しいと
話すようになっていました。




ところが抗けいれん薬内服し始めてから
主人の性欲は極端に減り、
排卵日にすら何も出来ないような状態で
またそれにも主人は
ストレスを抱えていたようです。




酔っていると性欲は増すのだけれど
わたしは酔っている主人とは寝たくないので
拒否。





わたしも30代になったので
そろそろ子供が欲しい。
夫の問題を考えると
果たして子供作っていいものか
考えたりしたけれど、
周りのみんなは結婚すれば
当たり前のように妊娠していく。





女に産まれて、
結婚もできたのに
子供を作らずにいるなんて。
と言われたりしているうちに
なんの問題もなく
普通の幸せを手に入れている
周りの人のことが
羨ましくなったり
するようになりました。





みんな幸せそうに
見えているだけで
実際どうかはわからないのに
そんなことをよく考えるように
なりました。





どうして主人と結婚したのだろう。
どうして元彼と結婚しなかったんだろう。
主人と結婚生活が送れるのなら
元カレとの結婚生活なんて
もっと簡単に成立していただろうに。
主人のいない生活を
何度も何度も
考えるようになりました。





わたしも子供が欲しい。
子供が産まれたらそれこそ
彼も退屈な時間が減るし
もっと責任感が生まれるのではないか。
と思ったり。





でも依存症は
責任感とかいう問題ではないのですよね。
少し知識つけた今、
そう思うことができるようになったけれど
主人がずっとこのままでいるのなら
わたしも共倒れしてしまいそうです。





主人は
いつも近くの保育園の子供達が通ると
ニコニコしながら手を振ったりしていて
子供好きなので、
子供がいたら
きっと彼のメンタルにもいい影響が
あるのではないかと
思ったりもしていましたね。




子作りもかねて、
桜の咲く頃に京都へ行きました。
3泊4日で、満喫しました。
主人もとても嬉しそうでした。





この時もわたしの前では
お酒は飲んでいなかったけれど
手は震えていなかったので
一定量はキープして飲んでいたのだと思います。





京都から帰ってきても
2人でお散歩して桜を見たりしていました。
けれど京都から帰ってきて10日くらいした頃、
仕事から帰ると酩酊状態の夫を
再び見ることになったのです。