わたしの中で、
依存症の治療と言えば
断酒だと思っていたのですが、
一時帰国した主人は
カウンセラーと機会飲酒を目標に
治療を進めて行くことに決めて
目標達成したから
帰国したとのことでした。





先日、
もうどうしたらいいのか分からなくなった時、
どこに相談すればいいのかも分からず、
ネットで調べまくっていたら、
市の保健福祉センターで
相談が出来るということで
相談しに行ってきました。






そこでは最近は機会飲酒を選択することも
よくあるということでした。
完全に納得は出来なかったけれど、
帰国した時の状態は日本を離れる時と比べると
だいぶ良くなっていたので
これが続くのであればいいのかな。
ポジティブに考えていかないと。
ちょっとでも良くなったことに
感謝しよう!
そう思いました。




その後、知識のなかったわたし達は
主人の問題を解決したかのように思い
何もしていませんでした。





今思えばせめてカウンセリングに通うとか
精神科に通うとかしていれば良かった。





わたしは自分が仕事から帰った時
酒臭い主人に会うことが嫌いです。
アルコール依存症を治そうと話してから
次第に主人のにおいに
敏感になってしまいました。





仕事から帰って主人の臭いなど
変化に気づくとそれをわたしが指摘する。
主人は酔っているのでわたしにイラッとする。
口論になり、わたしは泣いたりして、
眠れなくなり、仕事を休んだりすることも。





なんだかいつか
わたしのメンタルがもっと崩壊して
働けなくなる日が来る気がして
それが、とても怖いです。





今は主人も仕事をしてくれてはいるけれど
無職になるのも時間の問題な気がしています。



主人のVISAが取れて一緒に暮らすようになると
わたしがお酒をやめるよう怒るため
わたしの前では
一切飲まなくなりました。





なので正直、
どのくらいの量を飲んでいるかは不明です。
聞いてみても嘘をつくので。
それに主人が嘘をついていないとしても
主人記憶力は曖昧なので、
病院で問診をうけていても
また違うこと言っているなぁということが
しばしばあります。




ごみ捨ての日に、
尋常じゃない量の
ストロングゼロの空き缶を発見しては
力が抜けてその場に座り込みそうになる。
悪夢。





こんな感じで、
主人が帰国してもお酒による喧嘩は
耐えませんでした。
どこかへ行こうとかいう約束も
主人がお酒を飲んだと分かると
わたしのメンタルが崩壊し
何もしたくなくなりキャンセルする。




主人の仕事は自宅でできるし
日本には簡単に会えるお友達がいないので、
引きこもり状態な主人。
わたしのメンタルが弱いせいで
外に出る機会が減り、
退屈な時間が増えるので
また飲む。
負のスパイラルです。





お酒のことがなければ
喧嘩することはなくて、
わたしはシラフの主人が大好きです。
お酒を飲んでいない主人は
だいぶ静かになるけれど、
そんな主人が大好きです。
それを主人にも伝えています。





わたしの家族も、
シラフの主人が大好きです。
だから、良くなって欲しいから
できるだけサポートしようと
わたし達も頑張っているんだよ。
と伝えているのだけれど
これが正しい家族としての彼への接し方なのか
正直よく分かりません。
もしかしたらこれが
逆にプレッシャーになったり
するのかな?