自分の国へ帰り、
依存症の治療を受け、
もう飲まないと自信がつくまで
帰国しないと約束した主人。
わたしは信じていました。
これで良くなる。
しかし、これまた浅はかでした。
わたしの希望は、
依存症の施設に入り断酒してもらうこと。
わたしの中で、
彼の国のような所では
そのような施設が
日本よりも充実しているイメージがありました。
主人の仕事は、
今回は詳しく書かないことにしました。
自営業とだけ書かせてください。
従業員はおらず1人で全てしています。
主人がなぜお酒を飲みたくなるか。
その理由のひとつは、
仕事への不安でした。
わたしは会社を、経営したことはなく
常に雇用されている立場で
起業しようなどと思ったことはないので
彼の不安を100%理解することは出来ないけれど
不安になるのは当然というか
雇用されているよりも遥かにストレスは
多いのではないかと思います。
なのでそこにはわたし、
理解を示しました。
お酒は不安を解消する
身近で簡単な方法なのだそうです。
これも納得出来た。
そして彼は言葉も通じない国で暮らすことの
ストレスがあるとも言っていました。
これも納得です。
わたしと彼が出会ったのは彼の国なので、
わたしにも同じような経験があります。
わたしの英語は彼の日本語よりはまし。
これは彼も認めています。
だからきっとわたしが彼の国にいるより
彼が日本にいる方が大変なのかもしれない。
なのでいつでも国に帰っていいんだよ。
と言っています。
すると彼は、
わたしがいない所には居たくないといいます。
(惚気けたいわけではないです笑)
愛されていることはわかるのですが、
いつも行動が伴っておらず。
愛しているなら
どうしてわたしを悲しませるようなこと
続けるの?
と、最初は思っていたのですね、わたし。
本当に依存症の知識なかったんです。
今でも全然なのですが、
依存症は病気なんですよね。
彼が悪い人だからとか
そういうことではないんです。
これを知ってから
彼のことを悪くいう人がいると
ムッとしたりしてしまうわたし。
自分もムッとすること多々あるのに。
わたしも不完全で未熟な人間なんです。泣
話がズレていってしまった。。
今日お話したかったことが
お話できなくなってしまう。。
彼のお酒を飲みたくなる理由は
理解できました。
不安、言葉の問題、異国での生活、孤独。
そしてもう1つ。
日本に来るためにドラッグを
たった代わりに
お酒に走った。のだそう。
ドラッグをやめてくれたことは
本当によかった。
と同時に、
アルコールも違法だったら良かったのに。
と思ったのでした。
それにしても、
彼のあげた理由全て納得出来たけれど
それでも、
わたしはお酒に走らない。
というか、
そんなこと言いきれないのかもしれないけれど、
何かの腹いせにお酒を飲んだことが
わたしにはないし、
お酒は誰かと楽しく飲むもの。
という認識がわたしにはあって、
なので1人酒したことないんですよね。
家で1人で飲んだことも1度もありません。
お酒は大好きです。
ビール以外ならなんでも飲むし、
一緒に飲む人からは強いねと言われるくらい。
ただ最近はお酒見るだけで
主人を思い出し、数々のトラブルを思い出し
気分悪くなるようになってしまいました。
わたしも主人にわたしが何故、
主人といるのが辛いかわかって欲しいし、
主人もわたしに
彼の気持ちを理解して欲しいと思っています。
この話になると主人からはよく、
わたしには悪い習慣がないから
理解できないんだ。
と言われます。
確かにそうです。
依存する人の気が知れない。
それくらいわたしはまだ未知です。
ちなみに主人は、
アルコール以外に、薬物依存、
あとはタバコも吸います。
ジアゼパムはお酒と飲んでしまった上、
用量を守れず、
4週間分もらったのに
10日くらいで飲み切りました。
完全なる薬物依存。
主人は酔った状態が好きなんですよね。
ジアゼパムは依存しやすいお薬なので
長期的には使用しないと聞きました。
本来、断酒目的で内服するので、
お酒と一緒に飲むべきではないし
断酒して離脱症状が落ち着いたら
やめていくお薬なのですよね。
なんだか長くなってしまったので
この辺で。
次に続きます。