はじめは
アルコール依存症の治療を受けるためには
どの科に行けばいいのか、
心療内科と精神科の何が違うのか、
それすら分かりませんでした。








そして精神科の中でも
アルコール依存症を見れる病院が
少ないことも初めて知りました。









そしてどの病院も初診で紹介状がないとなると
すぐには受診できず、
それにも驚きました。








また私の夫は外国人であり
日本語が理解できないので
そのためにほとんどの病院に
断られてしまいました。








そんなこんなでやっと精神科受診の日を
迎えます。
まずはスクリーニングシートのようなものを
渡され、
たくさんの質問に答えました。
その結果、典型的なアルコール依存症だと
診断されました。








受診した時は
お酒をやめていましたが
手の震えが著明にあり、
離脱症状があるのでと
ジアゼパム2mgを毎食後に1錠ずつと、
5mg1錠を寝る前、
そしてビタミン剤を毎食後に1錠ずつ処方され
頑張りましょうと言われました。









この頃主人は
アルコール依存症であると認めることが
出来るようになっていました。
わたしはずっとあなたは依存症よと
話していましたが、
初めは認めることすらできていませんでした。









わたしは治療をする気になってくれたから
大丈夫と呑気なことを思っていました。

夫も薬を貰ったから大丈夫と
思っていたようです。

本当に浅はかな考えであったと
今は思います。