ワインと日本酒は食べ物です。
うちでは、食事に合わせて、ほぼ毎日、ワインまたは日本酒を飲んでいますが、結構味わいを忘れてしまうことが多いので、記録することにしました。
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たまたま手に入ったシャンパーニュです。

聞いたこともないので、あまり期待していなかったのですが、

結構、好きな味わいで、4000円くらいで手に入るのなら、

また買ってみたいと思います。

 

ドサージュゼロで、キリッとした味わい。

印象的なのは、もっぱらリンゴですね。

細いシャンパーニュグラスだと、結構濃厚さが出てきますが、

白ワイン用グラスだと、酸味が強調されて、酸っぱいリンゴ。

でも、飲んでいるときは、ノンドゼとは思いませんでした。

 

メインは、フランス産若鶏の骨つきモモ肉のグリル。

フランス産若鶏って、なぜか肉が甘いのですが、

脂肪がなく、単純に塩胡椒で、とても美味しいです。

 

 

 

アダージョ デ ゼサール ルージュ 2015

 

ベルジュラックのメルロー100%のワインです。

ヴィンテージによって、味わいが若干違いますが、この2015は結構濃厚でした。

それでも、酸が割とあって、ヴィンテージによっては、イタリアに間違えるほどです。

(実際、ブラインドでイタリアと間違えました・・・)

この価格(2000円強)で、この味わいはとてもCPが高いです。

ボルドーだと、なかなか探せないと思います。

 

 

シャトー ヴァル・ド・ロック 2015

 

と言いながら、飲み比べたのは、ボルドー・シュペリュールのワイン。

オーゾンヌの栽培責任者ローラン・ヴァレがサン・シエ・ダブザックで作っています。

セパージュは、メルロ70%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、カベルネ・フラン10%。

果実味とか濃厚さを求めている人は薄いというでしょうが、

タンニンはシルキー、余韻も長く、とてもエレガントです。

これも2000円くらいですが、安っぽさが全然なく、これもCPが高いです。

デイリーにはこれだけでいけるのでは、と思うくらいです。

 

これらに合わせたのは、背景に少し写っていますが、ローストビーフ。

和牛のシンタマの部位で、とても柔らかく、当然のごとく、ワインとはぴったりでした。

 

 

 

 

セパージュは、カベルネソーヴィニヨン76%、カベルネフラン24%。シャトー・ラ・グランド・ロシュは、フォーマンのセカンドに当たるワイン。主に若樹の葡萄から造られるワインがセカンドに回されるようです。

 

フォーマン・ヴィンヤードは、ハウエル・マウンテンの中腹、セント・ヘレナの町が見渡せる高地の緩やかな斜面にあります。フォーマンのワインは昔から好きで、ワイナリーにも行ったことがあります。当時は、セカンドラインはありませんでしたが。フォーマンは、カリカベのなかでも味わいはボルドーに近く、あまり明るさはありません。同様に、ラ・グランド・ロシュのほうも、カリカベにしては、豊潤な果実味があるという感じではありません。

 

最初、樽のバニラが気になったのですが、そのときでも、牛肉とは非常に相性が良く、この日は和牛のしんたまで作ったローストビーフでしたが、ローストビーフを食べた後に飲むと、バニラの部分がすっぽり無くなった感がありました。次第に開いてくると、バニラは気にならなくなり、一方カベルネの青い感じがでてきました。でも、ピーマンくさい感じはなく、酸もしっかりしていて、非常にタイトなボルドーブレンドになりました。ぶどうは完熟させていないのだと思います。その分、抑制が効いて、野菜スープとでも、問題なく楽しめました。(購入価格:5000円、味わい価格:6000円)

今日は、鱧の天ぷらでした。

日本酒にしようかなとも思ったのですが、

ちょっと暑くなってきたし、泡でも、と思いました。

で、シャンパーニュは、

マルゲ ブラン・ド・ノワール NV

セパージュは、ピノ・ノワール70%、ピノ・ムニエ30%。

線は細いのですが、酸味がそれほどでもありません。

とはいえ、甘いわけではなく、特に、

リキュールの香りのしないところが好きなところです。

とてもナチュラルな味わいで、この価格帯で好きなシャンパーニュです。

鱧の天ぷらとは、相性抜群でした。

 

 

 

夕食は、鴨のコンフィを作るときに、一緒に作っておいたラムのコンフィをメインで。

合わせたのは、バローロです。

 

バローロ カスティリオーネ 2011 ヴィエッティ

 

 

これは、イタリアから直輸入したものです。

航空便の方が、味わいの綺麗さを感じます。

透明感があって、とてもシルキー。

とても柔らかい味わいのバローロです。

有機溶媒の香りはあまりなく、本当に優しい味わい。

これまで飲んだヴィエッティの印象と違っていましたが、

あまりに美味しく、あっという間に1本空いてしまいました。