2022年公開。3月11日封切。
バットマンの最新リブート作。
1989年のバットマンは2作、
その後フォーエバー、MRフリーズの逆襲(これは酷かった)、
そしてダークナイト3部作。
これにジャスティスリーグがあり、
バットマンが出ていませんがJorkerが作られまた。
今作はまた新たなリブートとなっています。
この作品は今までの作品と大きく違い、
派手なアクションもありますが、
探偵ものの要素の強い作品となっています。
最後の仕掛けも含めて、
この辺りの筋立ては本当に見ものです。
それにしても、Jorkerと対になる映画を意識したのでしょうか?
そうだとしたら、少し成功し損ねたような印象があります。
映像は全般に暗めですが、
今回の作品に非常によくマッチしています。
また、例えばペンギンを捕まえるシーンで
ひっくり返った車内から炎をバックに歩み寄ってくるバットマン、
など、印象的なシーンもいくつもあり、
VFXはさほどに多くはないものの
良い作品となっています。
キャストは、特にリドラーを演じたポール・ダノが良かった。
少しサイコ気質の入ったオタクという風情のキャラでしたが、
狂気の入ったキャラクターを見事に演じ切っています。
この種の暗めでシリアスな作品が嫌いでなければ、
ぜひ見てほしい映画ですね。