よいどれ日記

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先日友人と話す機会があった。
俺はその場を盛り上げようと張り切った。
もちろん酒を飲んで。
だが、盛り上がらず不穏な空気が漂う。
メンバーは俺を含めた男2人と女2人。
そこで何を思ったか友人の男がこう言った。
「お前の暗い話をしてやれよ」
俺は《何を言っているんだ?》と、すかさずそう思った。
その友人には前に俺が普段思っている事や、考える事を話していた。
ただ、ここでそんな話をしてももり下がるのは必死だし、
常人に俺が普段感じる《狂気》がわかるはずが無い。
その内容といえば、人間の《汚さ》についてだ。
俺は人間は《汚い》ものだと思っている。
ウソをつき《しょうがない事もあるが》
へつらい《これもしょうがないこともある》
裏切る《・・・これもだ》
ただ、こうゆう事が人間らしいのではないか?
それが人間の《美しさ》ではないのか。
俺は酔った勢いもあり、本当の事、言わなくてもいい事を熱弁した。
ただ盛り上がるはずも無く、微妙な空気になってしまった。
まぁ、こうゆうものさ。

今日は休日。
遊ぶ娘(こ)もおらず寂しい一日。
釣りにも行ったものの坊主。
こんな休日もあるものだ。

さて、今日は俺の少年期の話を書こう。
この話は俺の尊敬する作家の言葉〈凍結〉を引用する。
この意味はそれぞれ解釈してくれ。

小学校の話だ。
俺はみんなに混ざれなかった。
俺が毛嫌いしている訳でもない。
ただ、みんなが興奮する物や、興味を惹かれる物にまったく何も感じなかった。
まさに〈凍結〉していた。

三者面談では教師にこんな事を言われた
「○○君はみんなが頑張っているのにそれに参加しないんです。」
この時の親には本当に申し訳ないと思っている。
ただ、俺は〈凍結〉していた。

俺は運動も勉強も出来る方では無い。
小学校などでは運動が出来る方がモテたりするわけだ。
そうゆうやつをみんなでもてはやす。
男も女も。
ただ俺はそんな事はどうでも良かった。
自分一人さえいれば良かった。
その頃俺は絵を描くのに没頭していた。
大して上手くはないが描いていると心がやすらんだ。
俺はその時も〈凍結〉していた。

俺はみんなとは違うと感じていても誰にも言わなかった。
言ったところで意味なんてないし、頭がおかしいと思われるのが関の山だ。

今でもスポーツに熱狂する奴の気が知れない。
そいつは何をしたいのか。
なんで熱狂するのかを聞いてみたい。
どうせ不毛なはずさ。

俺はなぜこうもみんなと共有できないのか。
ただのひねくれ者なのか?

多分そうだろう。

ウイスキーが無くなった。
夜が深まった。
俺はどもり持ちだ。
仕事の電話なんかでは足踏みしなければ第一声がでない。
電話のベルが鳴る↓
心拍数が一気に上がる↓
喉の筋肉が硬直する↓
息が出ない(声が出ない)↓
焦る↓
心拍数が上がる↓




こういった調子だ。
といっても僕は接客業についている。
いやがおうでも話さなければいけない職業。
当然どもる。
多分お客さんにも変な店員だなと思われているだろう。
多分上司にも仕事が出来ないヤツと思われているだろう。
気にならないといえばウソだがしょうがない。
おれはどもり持ちだから。

泣き言は言いたくないが、人間誰でも自分の嫌な面を持っている。
それを抱え込んで生きている。

ただ今日友人にどもりについて話す事ができた。
何かの解決になる訳では無く、誰の為という訳でも無い。
ただ、どもりをダークな印象でとらえてほしくは無い。
これも俺にあたえられた、たぐいまれない才能なのだろう。

どもり持ちで良かったと思う時がある。
それは自分の優しさだ。
自分で言うことでは無い気がするが。。
自分では気にしないのだが、馬鹿にするやつはたくさんいる。
教師。心ない他人。
そいつらは自分をどう思っているのだろうか。
優れているのか?
恐らく言語能力においては優れているのだろう。
悲しみを知る人間は優しさを得る事ができる。

おいおい卑屈な人間と思わないでくれ。
ただどもるだけさ。

最後に
俺の全ての友人にありがとうと言いたい。
お涙ちょうだいでは無いが、どもりを馬鹿にする人間は多い。
そんな中俺の話を、どもりながらする話を聞いてくれてありがとう。

そしてこんな長文を最後まで読んでくれてありがとう。
面と向かってありがとうと言いたいがそれはよそう。
ただどもるだけさ。