秋夜 『アンタ、俺の女よけになってよ』
そんなことを言われた朝。
私と桜庭君の関係が変わった。
無関心でうざいと言われる存在から、彼の『女よけ』の存在に。
あまりいい存在じゃないけど。
っていうか、女よけってナニ?
秋夜 「は?なに?」
マドカ「だから、『女よけ』ってなに?? なって、って言われても、何したらいいのかわからないんだけど」
秋夜 「アンタ、馬鹿?女よけって言ったら、『彼女』でしょ」
マドカ「彼女!?」
秋夜 「そう。ってことで、よろしくね」
マドカ「よろしくねって.....」
そんなこと言われても。
彼女.....って。あれだよね。別の言葉で言うと、恋人って意味の、あれだよね?
じゃあ私、桜庭君とつきあうってこと??
秋夜 「ああ、そうだ」
マドカ「?」
秋夜 「勘違いしないでね」
マドカ「え?」
秋夜 「俺、アンタにキョーミないから。ウザイ女子よけだから、形だけだからね」
マドカ「か、形だけ!?」
秋夜 「そ。形だけ。じゃーね」
言いたい事、伝える事を伝えたら、また教室に戻ろうとする彼。
マドカ「ちょ....待って!」
その彼の腕をつかんで止める。
マドカ「なにそれ、意味わからないよ!」
秋夜 「.......」
.......?
え、なんで固まって......。
秋夜 「必要以上に近づかないで」
マドカ「きゃっ」
勢い良く腕をはらわれ、にらまれる。
そんな嫌がらなくてもいいのに。
秋夜 「........っ。とにかく!俺には彼女がいるっていうことにしといてって言ってんの、わかった?あと、面倒だから、俺の事好きにならないでよ?まぁ、特別に名前で呼ぶ事くらいは許してあげるけどさ。じゃーね」
そう言ってやっぱり彼はさっさとっ教室へ戻る。
マドカ「なんかものすっごい自分勝手っていうかマイペースっていうか.......」
ボーゼンとしてしまう。
何かイライラ通り越しちゃったかも。
マドカ「名前で呼ぶ事を許してもらったのはいいけど....桜庭君って私の名前知ってんのかなぁ?」
本当につかめないっていうか、わからない人だなぁ。
<プレイ後のメール>
「名前で呼ぶ事は許したけど、面倒だからイロイロ誤解しないでね。これからヨロシク。by秋夜」
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まだここらへんは冷たい秋夜くん。
そのうち甘くなってくからねーー!
ふつーの女子はキレるはずだよ、この秋夜は。
でも声が森久保さんなんでw
なんかもう、許せるというねww