今から1300年前、和銅三年六月十五日(新暦七月十五日)に漁夫が熱海湾で漁をしていたとき
網に御木像らしき物がかかってきた。なんだろう思っていると、童子が現れ「我こそは五十猛命(イタケルノミコト)である。」
この里に波の音の聞こえない七本の楠の洞があるからそこに私を祀りなさい。
そして村民達が探し当てたのが、この熱海の西山の地でした。また、御神前に、麦こがし、百合根、ところ、
橙をお供えしたところ喜んで召し上がったと伝え...られ こがし祭りの由来になっています。
来宮神社社伝より

この話は寛政12年(1800)に編纂された伊豆を代表する
書でもある「豆州志稿」の中でも紹介されています。
秋山富南と言う三島生まれの方で 78才の頃書が完成しました。
駿河の地に過ぎたるものが二つある富士の山と白隠和尚と言われた
白隠禅師にも師事し 文献だけではなく実際に韮山代官(江川氏)より
村を自由に行き来する許可をもらい 資料を集めたとされ
伊豆の史料書として重要な書となっています。

来宮神社例大祭
14日(月) 17:10 宵宮祭 神事が無事奉仕できるよう祈念する祭事
15日(火) 9:00 宮神輿渡御 9:00宮出し→10:15咲見町→10:40熱海駅→11:30~12:30親水公園→
13:30銀座町→14:15郵便局前→15:00宮入り
10:00 例大祭
10:40~
12:00 奉祝神賑行事 鹿島踊・神女神楽・浦安舞
18:30~ 山車コンクール
16日(水) 8:30 神幸祭 鹿島踊・神女神楽・浦安舞
12:00 御鳳輦浜降り神事
18:30~ 山車コンクール
熱海で最大のお祭り、ぜひ一度お越しくださいませ