「日刊・商業経済」3月23日号に、震災当日東京の西武池袋店がとった対応と、日本橋高島屋がとった対応のちがいが記されていたそうだ。

 西武は安全確認中というアナウンスを3時間繰り返すだけで、ついにはデパートのシャッターを降ろして客を追い出し、駅構内には途方に暮れた帰宅難民があ ふれていた、という。ところが高島屋では、全館を開放、店内に備蓄したパンや水を提供、テナント従業員を含め1000人近くのスタッフが対応にあたった。 高齢者には椅子まで用意、子供連れには横になれるように段ボールまで提供したという。

平常時には一見丁寧に応対しているようでも、お客様への姿勢が、非常時には露呈したわけだ。

高島屋の姿勢に拍手を送りたい。

                がんこおやじ