昨夜、BSNHKアーカイブスで放映された。


生きる力を与えてくれる。


小野田さんがフィリピンルバング島から帰国したとき、全国から理解する人からの見舞金が集まった。

その全てを靖国神社に寄付したら、軍国主義の復活だと非難されたそうだ。

真意は一緒に戦って死んでいった人々への弔いの気持ち、見舞金は自分が働いたお金ではないのだから、という潔いものだった。


それで日本に居るのがいやになってブラジルへの。永住を決断したという。


借金をしての牧場経営も軌道に乗り、現在は日本の若者の為に自然塾を開いたりと後ろを振り向かずに生き抜いている。


さまざまの教訓があるが、陸軍中野学校時代から身についた現在あるものでやるしかないという生き方。

あれがないこれがないというのは言ったって自分の準備が足りないのだから。


経営もその条件が決まったら現在おかれている環境でやりぬくしかない、そうして33年間経営に携わってきた。

たくさん恵まれていた環境も、何もかもなくなる環境も経験して鍛えられている。


環境に適応するとは、環境に左右され流されることではなく、あくまでも環境は条件なので、その条件の上で最高の結果を出せるように知恵をだして努力をするしかない。

現在おかれた環境の上に創造するのが経営で、決して環境に翻弄されるわけには行かない。

                          がんこおやじ