ある研修で
「こんな店にしたい」
というテーマでそれぞれが発表する機会があった。
まとめ方は、「自分にとって」、「チームにとって」、「お客様にとって」、「オーナーにとって」、「会社にとって」、「地域にとって」、「社会にとって」どういう店にしたいかをまとめるのだが、このさまざまな角度での視点で自分の想いを出してみるというのは大変重要なことだ。
こういったさまざまな視点で考えることが出来るような社員が出来てくると本当の会社ということになる。
会社とは社会と同じ文字が逆向きになっている。
社(やしろ)を堺に、うちから見れば社会、外から見れば会社だという。
自分を中心の考え方だけでは何も見えて来ないし、自分とお客様だけでもまだ不十分だ。
自分にとって、お客様にとって、チームにとって、会社にとって、社会にとってのそれぞれの視点でどのような店にしたいかが行動の原点となる。
永年働いている人はそのあたりの価値観によって真価が問われてくるものだ。
がんこおやじ