10月3日は東西ドイツが統一されて20年目の記念日でした。

でも去年の「Berlinベルリンの壁崩壊」記念日(11月9日)に比べると
特集も報道も驚くほど少なかったのが、かえって印象的でした。

一般的には「ドイツの(再)統一」と言いますが、
実際には、旧東ドイツ(DDRドイツ民主共和国)が
旧西ドイツ(BRDドイツ連邦共和国)に組み入れられた
「併合」です。

そのため旧東独の住民は「2級市民」という扱いに苦しみ、
旧西独の住民には「統一を手放しで喜ばない」という状況が生まれたようです。

私自身は、旧西側出身の友人、知人しかいないので、
旧東側市民の感情を直接聞いたことがありませんが・・・

お互いの違いを理解し尊重することで、新しい社会がより良いものになるといいなと思います。
これは、ドイツに限らず、どこの国とでも、誰とでも当てはまることではないでしょうか?

そう思っていても、ちょっとしたことで譲れない自分がときどきいます。
まだまだだめですねえ。