「たからものギター」KOJI

やる事山積み。

やればやるほど終わらない。

仕事をしている人も、そんな時期かな。

年度末は忙しい。

俺達にはあんまり縁がない年度末だけど、
ツアー前だしリリースもあるし、
PVの締め切りまでまだ少し時間があるみたいだし、
曲もつくりたいし、
詩も書きたいし、
コーラスの練習なんてまったくしてなかったから超やばいし、
欲しいアンプあるし、
でも最近買ったアンプもならしたいし、
レスポールも弾きたいし、
killer marquis customも弾きたいし、
ホワイトファルコンも弾きたいし、
白い色に触発されてジェフベックモデルも弾きたいし、
photoshop極めいたいし、
after effects勉強したいし、
みんなに逢いたいし、
ステージに立ちたいし。

欲というのは止まらないものです。

欲は沢山あるけど、おいらはギタリストなので、
時間見つけてギターの練習は欠かさないようにしているのだ。

あまりステージでは使っていないけど、
俺のたからものを紹介しよう。


じゃん










ライブで使うkiller marquisやレスポールカスタムは
手元にないときもあるんだ。
メンテナンスや倉庫にいっちゃったりして、
弾きたい時に弾けない時もある。
なるべく持ち帰るようにしているんだけどね。
ギターは人が弾くもの。
やっぱそばに置いておきたいんだよね。

このギターはラクリマに加入する前に買ったんだよね。
40万円くらいしたよ。
当時、バイト代が12,3万くらいだったかな(笑)。
買えねーだろ、と。
バカかお前、と。

おかげでデビューしてもこのギターのローンを払って
いたよ(笑)。


一般社会では車を買うであろう長期ローンをくんで、
買ったこのギター。
ローンが終わった今でも俺の事を痛めつけてくれます。

「おい、そろそろうまく弾けよ、俺の事を!!!」

と言われてます。

厳しいんです、この人。

見た目は地味で、でも良い音をしていて、
俺の１つのたからものです。


実はね、このギターを買うきっかけになったギタリストがいて、
大阪で修行時代にお世話になった三宅氏という
ギタリストの方がいて、
彼が愛用していたメーカーのギターなんだよね。

運命というのは恐ろしいもので、
東京に出て来てから、10年以上、お互いに
連絡を取り合えなかったんだけど、
俺が以前とあるセミナーをしたときに、ばったり再会したんです。

その時はあまり時間がなかったのだけど、
恐ろしい事に、つい先日、楽器屋に行った時に、
また再会したんです。

お互いに携帯番号がタイミング悪く変わってしまっていたので、
そこで番号を交換しました。


人生、運命、不思議なものです。

俺にとってこのギターはたからものですが、
人との出逢い、これもまた大切なたからものだと思うのです。


今日もこのたからものにいじめられております。

「お前、そのままやと、ツアーに来てくれる人が、がっかりするで」

と関西弁で申しております。
彼はフランクですが、厳しいのです。
彼はアメリカ生まれ、関西育ちなのです。

日々精進。

腕を磨きます。

頑張ります。