アルビレックス・シンガポール素人観戦記 -3ページ目

Sリーグ 第21節 SAF戦

続いて。


8月3日には現在の首位チーム、SAFとの試合がありました。

SAFには昨年までアルビレックス・シンガポールでキャプテンを務めていた新井選手が守りの要として頑張ってます。


試合は両チームとも良く攻めあい、前半SAFにいいシュートを決められ先制されます。

しかし前半終了間際に追いつき、なんと逆転します。


一点目は吉澤がうまくキーパーを越すシュートを。2点目は尾崎がFKを直接たたきこみます。

めずらしく上機嫌でハーフタイムをすごします。


が、それもつかの間。後半に入って押し込まれ同点とされてしまいます。


その後優勢に攻め続けるアルビですが、中々チャンスを決め切れません。なんとか決めて欲しいという願いむなしく、終了間際にカウンターからとびだしたキーパーをこす、ふわりとしたシュートをきめられます。これが決勝点となり2-3で敗戦。


前も同じようなこと書きましたが、さすがにGK上杉に非がないとは言いませんが、どっちかというと、それまでに決め切れなかったFW陣に文句をつけたいところ。ゴール前でためらってしまう場面が何度あったことか。


確実に守るなんて芸当ができないのであれば、とにかく点をとるしかありません。点をとらないことには勝てません。たとえ最後の失点がなかったとしても引き分けで勝点1しかとれてなかった試合です。


これも何回も書きますが、シンガポールなんてと思ってくさっている選手、やる気をだせない、力をだせない選手なんて将来はありません。シンガポールで勝てないのにJで活躍できるなんて思いません。

選手生命に後がないことを肝に命じてがんばって欲しいです。


Sリーグ 第16節 タンピネスローバーズ戦

しばらく更新滞ってましたが、頑張って追い上げたいと思います。

さて日程変更から延期になっていた第16節、一昨年、昨年のチャンピオン、タンピネスローバーズとの対戦。


結果は1-1の引き分け。

相手チームはチーム全体というよりは外国人や代表選手といった一部の選手頼みは否めない。


マークする相手をしっかり防げば対策は立てられるはず。が、しかし、思うようにいきません。

連戦の疲れからか動きもいまいちであまり見所のない試合。


ま、あまり深くは触れないでおきましょう。



Sリーグ 第20節 スポーティングアフリーク戦

7月28日にSリーグ第20節がありました。アルビレックス・シンガポールにとっては15日間で5試合をこなすハードスケジュールの2試合目です。相手はアフリカ人で構成するチーム、スポーティングアフリークです。


なんとまたテレビ放送でした。すごいペースだな今年は。。。

しかしテレビ放送の時はたいて観客が少なくなるし、ジャランベサールスタジアムが多いのです。サッカー協会はアピールしたい改装したばかりの新しいスタジアムですが、アルビレックス・シンガポールは苦手としている人工芝、とあまりうれしくありません。

案の定、観客少ないよ。。。。


さて、試合は開始からほぼアルビレックス・シンガポールのペース。

アルビが走っているというより相手の動きが悪い。走ってなくはないけど無駄な動きがおおかったり、スペースを使おうっていう動きではない。後手に回ってる感じもしたし。このあたりは反面教師ですな。

あと、このチームの特徴はチームの連携がいまひとつなのと、テクニック的にも今ひとつ。特にトラップが大きいこともあってボールキープができません。アルビレックスとしてはボールを持てるので落ち着いて試合運びができます。


全体的には攻めてる時間が長くチャンスも作るのですが、最後の制度が今ひとつ。相手は時折みせる躍動感のある動きからの早い攻めでチャンスを作りますが、こちらも最後でばたついてシュートに持っていけず。


そんなこんなであっという間に後半まで試合が続きます。

試合が動いたのは65分。吉瀬が右から突破しDFをひきつけておいて、逆サイでフリーになった内野が冷静にキーパーの逆を突いてゴール。ようやく得点が入ったって感じです。

そのままあまり危ない場面はなく、時間が過ぎていきます。

終了10分前に交代で入った明堂が左サイドから突破しようとし、エリア内に侵入したところで相手が後ろからタックル、PKをもらいます。これを前田がしっかり決めて2-0。その後も危なげなく試合は進み2-0で久々の勝利。


終わってみれば何かおかしいアフリカチームを一掃、きっちり勝点3をとれました。

ま、相手がどうであれ、きっちり勝ったことは評価できますし、正直久々の勝利だったので嬉しいです。



さて、やっぱり何か常識が違うアフリカのチームですが、今回も後半開始すぐに早々と3人の交代枠を使い切ります。うーん、いい度胸だなあ。


ま、この試合の場合それよりも、???なのがありました。



Sリーグが選んだこの試合のマン・オブ・ザ・マッチはなんと。。。。
















アフリカチームのEjienne Kaze Teffo選手(読めん。。。)







ええっ?

なんでやねん!!

と大阪弁でつうこみたくなります。


引き分けじゃなく、2-0なので普通は勝利チームでしょう。





途中交代のDFですよ。






しかも彼が入ってから2失点ですよ。



逆の意味で貢献ってことか?







選んだ人に真意を聞きたいです。


奥が深いSリーグ。。。。。




Sリーグ 第19節 ゴンバックユナイテッド戦

7月24日にゴンバック戦がありました。

アルビレックス・シンガポールにとっては30試合の内16戦目。後半戦の開始にあたります。


ところで、昨年まで超詳細に試合をレポートしてくれてた神サイト の更新が最近滞ってるんですよ。代わって今年は鯱さんのサイト で、これも詳細にレポートしてくれてます。ところが、この試合を見てないそうなんですよ。困りました(別に私が困らなくてもいいんですが)。あんなしっかりしたレポートはできませんが、なるべく雰囲気が伝わるように書きたいと思います。


さて、先々週のカップ戦は出来が散々だったそうですが、一週間の休みを挟んで気合を入れなおして欲しいところ。相手は9位で苦戦するチームなので、すっきり勝って、しっかり勝点3をとっておきたい。


試合開始から中盤でボールの奪い合い。両チーム中々ゴール前まで持って行きません。打開しようとロングボールを出してもキーパーまで届いたり、前線にFWがいなかったりであまり効果なし。が、徐々にアルビレックスのペースになってきます。


そして15分頃でしょうか、DFのマークを外しスルーパスを上手く受けた前田がキーパーと1対1に。しっかりとキーパーの動きを見てゴールに流し込みます。非常に冷静でした。ケガで戦列を離れていましたがリーグ戦初先発のこの試合でしっかり決めてくれました。


その直後は更にたたみかけようと激しくチャージしますが、2~3分しか持ちません。すぐに落ち着いてしまい、ゆったりペース。うーん、この辺が若いゆえか?


25分頃からはやくもばてたのか、ボール捌きが甘くなってきます。この試合特にDFの足元が不安定で、追ってきた相手FWに非常に危険な位置で奪われることがしばしばありました。


そして案の定、DF間でパスを回している最中にボール裁きもたついてしまい、何と相手FWに奪われ自分はこけてしまいます。何とか別のDFが追いつきコーナーキックに逃れますが、このコーナーキックから失点してしまいます。ファーにあげたボールをヘディングで折り返したシュートはゴール隅に見事にコントロールされました。コーナーキックとヘディングは見事でしたがので仕方ないにせよ、その前のプレーが失点になったといっても過言ではないでしょう。


前半は1-1で折り返します。先制点の時の楽観的な空気が一転して重苦しいハーフタイムでした。


そして後半開始早々、これもコーナーキックからの混戦を押し込まれ逆転を許します。やっぱり後半立ち上がりの課題は変わってません!あー、今日もだめかなー、と思いながらだらだらと時間が過ぎていきます。相変わらず攻め手に欠けてますし、ミスを連発。前半の失点に繋がったDFのミスの場面が何度も繰り返します。そしてこのミスの極め付けが60分頃におきます。


そうですね、位置はこんな感じでしたか

   ___

   | GK |


DF         DF

    相手FW   ○←ぼーる


  MF     MF


ここで出したパスが何と!








   ___

   | GK |


DF     ○←←←DF

  相手FW  

      





。。。




。。。




。。。



いやもう、相手がびっくりしてましたよ。

「え?何?俺にくれるの?」っていうセリフが聞こえてきそうでした。


いやいや、少なくとも普通サッカーの試合ででてくるセリフではなさそうですけど。


当然相手は自分で持ち込みます。キーパーと1対1シュートを打とうとした瞬間、後ろからのタックルで倒してしまいます。当然の判定でPK。


あーこれで今日の試合は決まったか、と誰もが思った瞬間でした。


ゆっくりした動作から蹴った強烈なシュートは










バーにはじかれます!


ゴール前にはじかれたボールを何とかクリア。何というか非常についてました。


ここから、急に元気になるアルビレックスの若者たち。何というか、精神状態がわかりやすいぞ。急に走るようになりましたし、だいたいスピードが違ってました。まあ、アルビレックス側のスタンドも急に盛り上がったんで人のこと言えないんですが。

ここからボール所持率もあがり、しばしばゴール前に迫ります。何度か尾崎の見せ場もあったのですが、今日は不発。おしくもバーの上を通過したり、キーパーにはじかれたりしました。コーナーキックはあきらかに大きすぎました。今日はちょっと力が入りすぎてた感じ。


そして80分ごろ、それまでもラフプレーが多くイエローカードでまくりの相手の中で、とうとう退場者がでます。


それでも点がとれず、やばいなー、と思ってた矢先、一点目と同じく、うまく相手を振り切りフリーでロブのパスを受けた前田が、これも同じくキーパーの動きをしっかりみてゴールに流します。起死回生の同点ゴール!


この後はアルビレックスが押し捲り、惜しいシーンも何回もありましたが、結局勝ち越し点を奪えず2-2で引き分け。終了間際の吉瀬の突破からのシュートなんてほんとに惜しかったんですけバーにはじかれてしまいました。


試合全体を振り返っても、アルビレックスのDFはとにかくミスが多く、何度もピンチを招いてました。一方相手は数多くの決定的チャンスを何度も外しておりました。相手の経験のなさと前田選手の非常に冷静なプレーの差が際立ちました。また、相手は執拗にラフプレーを繰り返しましたが、アルビレックスも結構やり返してました。相手に思ったよりもイエローがでないことに不満な選手もいたようですが、明らかな誤審でアルビボールになったシーンも結構ありましたので、あまり文句言っても仕方ないところ。


終わってみれば、どちらも勝ちを逃したような試合。徒労感の残る帰路でした。


これから7月28日、31日、8月3日と試合が続きます。

しっかり体調を整えて頑張って欲しいです。


シンガポールカップ 準々決勝 対チョンブリFC戦

リーグ戦の合間をぬって行われるシンガポールカップ。

プレミアでいうFAカップ、Jリーグで言うナビスコカップにあたるものと言えばわかるでしょうか?


シンガポールの場合、周辺国のチームも参加するのが面白いところ。タイのチームやインドネシアのU-23、ブルネイ代表なんかが参加してます。その準々決勝(といっても2回戦)が行われました。見に行くことができず結果だけですが、残念ながら1戦目2-2、2戦目1-2。2戦計3-4で敗退。


結果もだめですが、内容もいまいちだったようです。見に行った人の話をきいても、ぱっとしない内容だったようです。どちらかというと、相手チームの早いパス回しやボールさばきに感心した声が多かったような気が。。。



これでアルビレックス・シンガポールのカップ戦の成績は


2004年 一回戦敗退(バレスティアに3-4)

2005年 準々決勝敗退(一回戦はタイのPEAに1-0、準々決勝はウッドランドに2戦計5-6)

2006年 準々決勝敗退(一回戦はゲイランに2-1、準々決勝はタイのチョンブリに2戦計3-4)



。。。



うーん。。。



もうちょっと上にいけないもんですかねえ。



来年(チームがあれば)、頑張って欲しいものです。



Sリーグ 第17節 ウッドランドウエリントン戦

日本代表があっさり敗退して「にわか」ファンのサッカー熱が冷めてしまい、それがアルビレックス・Sにも及ぼさないか心配する今日この頃です。あ、だからといって更新が遅い言い訳にするつもりはありませんよ。


さてさて先の記事で書いたとおり、日程が変わったので7月7日が第17節となりました。相手は相性の悪いウッドランドウエリントン。昨年より勝ち星なしの相手。


この試合は、何とまたもやテレビ中継。今シーズンすでに5度目。問題はテレビ中継があると観客が減ることなんですが。


さて試合は立ち上がりからウッドランドがボールを支配。早い動きでアルビレックス陣内に攻め込みます。開始早々相手のセンタリングがエリア内の尾崎の手にあたりハンドの判定。PKをしっかりきめられ不運な先制点を許します。


しかしその後すぐに、ちょっと距離はありますがFKのチャンスを得ます。タイミングをずらして尾崎が蹴ったボールは低い弾道で壁の右側を抜けゴールネットを揺らします。前半は1-1で終了。


後半に入ってもボールはウッドランドが支配。しかし課題であった後半の立ち上がりはクリアしました。

攻め疲れの見え始めたウッドランドのミスからボールを奪い、アルビレックス吉瀬(?)がカウンターを仕掛けゴール前で倒されFKをゲット。これも尾崎が蹴ります。今度は壁の上を超えて曲線を描いたボールはキーパーの直前でバウンド。キーパーの右手をすりぬけて、これも見事なゴール。2-1とリードします。


しかしながらその直後に、エリアすぐ外にいた相手をフリーにしてしまい、豪快なミドルシュートを決められすぐに同点。


その後どちらも決定機に欠け中盤での攻防が続きます。あまり得点の予感なくそのまま試合終了。2-2と引き分けて終わります。


お互い飛び道具で点をとりあったものの、試合そのものはスピード・迫力に欠けてました。


尾崎のセットプレーの威力は発揮されましたが、逆に言えばそれ以外では点を取れそうな予感がしない試合でした。これは今年特に顕著な問題点です。リーグ戦も半分を過ぎたのに一向に改善されてない気がします。とにかくシュートにもっていけてないんですから。シュートが打てないようでは上位進出は狙えそうにありません。


あ、いや別にワールドカップを見慣れたから言っているわけではなく、相手と比べても走ってる量・スピードが全然足りてないので勝ちそうな気がしないんですよ。ミスも多いですし。


テクニックに優れているわけでもなく、強烈なシュート力やフィジカルな強さがあるわけではない以上、ひたすら走るしかないと思うのですが。やっぱりアルビレックスも日本代表と同じく気持ちですでに負けてるんでしょうか?うーん、Sリーグの相手に気持ちで負けてるようじゃサッカー選手としての将来はな(モゴモゴ。。。。)


ともあれ、シーズンも半分を過ぎました。

勝点は23で、一位二位とは大きく離されてます。優勝争いをしているとは言いがたい状況です。

(あ、でも、大塚監督に言わせればシーズンを通して優勝争いしてたことになるのかもしれませんが。)


テレビ中継の影響もあるかもしれませんが、観客も減る一方ですし。

アルビレックス・シンガポールというチームの、来年の存続を本気で心配してしまいます。


とにかく練習をして、やはり結果を出すしかないのでしょう。なにせ、これだけ私みたいな「にわか」のサッカーファンが多いのがシンガポールの日本人社会ですから。。。。


Sリーグ 第18節 バレスティアカルサ戦

しばらく更新滞ってました観戦記。ワールドカップも終わったことだしぼちぼち追い上げます。


さてこの間、カップ戦の調整のため、大幅なスケジュール変更がありました。直近の試合はというと

第15節はアルビはお休みの節。第16節は7月31日に延期。第18節が7月4日にあり、第17節が7月7日。

7月の12日と15日にカップ戦準々決勝となりました。


さて7月4日のバレスティアカルサ戦。相手は中村アキと村上ノリがいることもあって、日本人の応援が多かったですねえ。特に子供たち。一方のアルビはその分普段よりも応援が少ない気がしました。特にVIPシートはがらがらでした。やばいぞ、がんばれアルビレックスの営業部隊。

(ちなみにVIPシートといってもプラスチックの座席があるだけで、別に試合が見易い訳ではない。一般席は座席なしで、コンクリートの段に直に座る。目線の高さはどっちも一緒)


試合はというと一進一退の中盤の攻防が続きますが、どちらもあまり決定的なシーンになりません。

そんな中、前半終了時間が気になりだした頃に試合が動きました。キーパーが前よりにポジションとっていたところ、その頭上を超えるシュート。キーパー触るも止められず、アルビレックスが先制します。ちなみに、混戦の中だったので誰が蹴ったのか良く分かりませんでした。(オフィシャルではオウンゴールになってました。それはないと思うのですが。。。)


後半に入っても同じような展開。どちらかというとバレスティアの選手の方が良く動いている印象です。が、残り時間も少なくなったころ、左からのセンタリングに末永選手がダイレクトでシュート。見事なゴールでした。2-0でほぼ試合は決したかに見えたが、終了間際にバレスティアの黒人選手が意地のゴール。2-1となったところで試合終了。


と、書くと普通に勝ったようですが、そんなことはありません。

この試合、おかしな審判の判定が続出。流れもぶつぎれだし、変なイエローも多い。特にアキはシュートの跳ね返りを押し込んだのに何故かオフサイドとられるわ、相手FK止めたら何故かイエロー出されるわ。


バレスティアファンにとってはくやしくてたまらない、判定に泣かされた試合でした。逆にアルビレックスにとっては審判にもらった一勝とも言えます。こんな日もあるんだから、あまりレフリーに文句言っても仕方ないってことですね。


そう、アルビレックスの若い選手も、Sリーグの運営部隊、審判と共に修行中なのですから。


Sリーグ 第14節 ホームユナイテッド戦

世間ではワールドカップ一色。頑張れ日本!

残念ながらクロアチアに勝つことはできなかったが、ブラジル戦で奇跡をみせてくれ!


さてそんな盛り上がっているのか盛り下がったのか分からない日本代表。昨夜はほぼ同時刻にホームユナイテッド戦がありました。正確には夜7時からアルビレックスの試合がキックオフ。試合終了の9時に日本代表戦がキックオフという、集客をまったく考えないSリーグのスケジュールであります。

そもそもワールドカップの開催期間中に各国のリーグ戦は中断しなくていいのか?


それはさきおき、掛け持ち観戦でいってきましたビシャンスタジアム。

やはり日本-クロアチア戦の方が大事なのか。観客少なっ!こんな状態だったらせっかく匿名のブログなのに私が誰かわかっちゃうじゃないか!しかしまあ、せっかくですから数少ない観戦者として書いておきます。


試合はどちらもゆったりペース。最近元気がないホームユナイテッド、この試合でもミスが目立ちます。得点も相手のミスからいい位置でボールを奪い、いずれもフィニッシュは橋本選手。前半2ゴールをあげ、元気のないホームユナイテッドにリードを奪います。


その後は、、、見てません。後半に1点かえされ、尾崎が退場になったそうですが、逃げ切って一ヶ月ぶりの勝利。


次は7月2日、アウェイでタンピネスローバーズ戦。また試合間隔が開きますが、しっかり練習して体力をつけて欲しいですね。


Sリーグ 第13節 ゲイランユナイテッド戦

世間一般ではワールドカップで盛り上がっておりますが、Sリーグはこの間も何事もないように続いております。


前節ヤングライオンズに完敗したアルビレックス・シンガポールですが、今節は過去8戦負けたことがないゲイランが相手。勝って下降気味の流れを盛り返したいところ。今節はまたもやテレビ中継があって、今シーズンすでに4度目です。テレビ中継の時は観客が少ないの常、今回も例外ではありません。しかも試合前に雨が振っており、しかもその日の夜にワールドカップ開幕戦があるとあって、いつになく観客が少ない状態でした。


試合はまったり気味で開始。どちらもあまり得点の予感がしない展開。どっちかというとゲイランの方が動きが良く、攻め込まれるシーンの方が多かったです。

しばらく休養期間がありましたが、この間にむしろだらけちゃった?


そして得点シーンは突然訪れました。前半も残り時間少なくなり、外に食事にいこうかと考え始めた矢先でした。

CKをはじかれ、カウンターから一気に攻めあがられます。相手一人に対しDF二人がついていたのですが、振り切られそうになり、たまらずキーパー後藤がエリア外に飛び出してとりあえずボールを蹴りだします。が、クリアが非常に中途半端で、すぐそばにいた相手選手に渡ってしまい、20mほどの距離から無人のゴールへ難なくゴールを決められ先制点を許します。


その後は両チームばてたのか、さらにゆったりペースになります。特に追いかける立場のはずのアルビのプレーが非常に消極的。むしろゲイランのほうが守備ラインも上げてるし、ボールを持った選手へのチェックも非常にはやく、アルビの選手をすぐに囲い込んできます。対するアルビレックスもチャンスがなくなないのですが、積極的にシュートを打つこともなく、相変わらず他人まかせです。

でタイムアップ、0-1の敗戦。


さすがに後藤は悪くないとはいいませんが、彼のミスだけを責めるのは間違いでしょう。明らかに動きが悪く、相手へのマークも甘かったです。ゲイラン相手に、支配率で負けてました。

オフィシャルでは相手GKハッサンサニーを絶賛して、彼の守備のおかげで勝ったような記事でしたが、彼がほんとに処理しなくてはいけない危ないシーンってどれだけあったの?って感じです。ちなみに彼は2003年3月のワールドカップ アジア1次予選 対日本戦でプレーしたキーパーなんですよね。くしくも状況は非常に似てます。

あの時もシンガポールが良く守った的な報道でしたが、ほんとに彼が防がなければいけなかったシュートって何本あった?って感じです。うーん、アルビレックスのプレーは純日本的なものなのか?


あまり迫力のない試合で、やっぱり観戦した2時間をもったいなく思いました。ケガが怖いのかもしれません。が、あまりにも消極的で、腰が引けちゃってる状態では勝てるわけがありません。相手にケガさせろとはいいませんが、今の状態だと「アルビレックスなんか怖くないから、ぶつかっていっても大丈夫だぞ」って相手になめられてるんじゃないでしょうか。


それと、やっぱりチームのまとまりが感じられないんですよね。終了間際に相手反則で得た遠めからのFKのシーンが象徴でした。時間もあまりなく、普通なら必死に攻撃をしかける時間帯。がアルビレックスは違いました。FKを得てもみんなだらだら歩く。誰が蹴るかすらも決めれず、ボールだけがぽつんと残ってました。しかも、誰がどのポジションについてとか、全く打ち合わせがなく、思い思いにだらだらと動いてます。まるでみんなで徘徊してるようでした。


夢遊病者がいっぱい!




色々と書きたいことはあるんですが、書くのも面倒になってきました。何であんな選手のことを応援してレポートしなくてはいけないんだ?って最近自問自答してます。


次は6月18日、ホームユナイテッドが相手です。ちなみに日本-クロアチア戦と同じ日なので日本人の観客は少ないでしょう。


両チームに奇跡が起きますように。


Sリーグ 第12節 ヤングライオンズ戦

とっても遅くなりましたが、ヤングライオンズ戦の感想を。

開幕戦であたりアルビと引き分けた後、7連勝の負けなしで首位を走る若獅子。ホームスタジアムであるジャランベサールでの試合が殆ど(8試合中7試合)で、しかも人工芝に一番慣れてるから、という意見もありますが、そんなことは負け犬の遠吠え。

開幕戦の観戦記でも書きましたが、当初ディクソンやアグーといった帰化外国人が抜け小粒な印象でした。が、シーズンが進むにつれ、全員で走り、全員で守り、全員でゴールを目指すという、コンパクトでスピードのある、非常にいいチームになっております。若さゆえの勢いもあり、今後負け始めたときはどうなるかわかりませんが、今は勢いに乗ってます。


今回のアルビ戦でも同じでした。

前半はまあまあ拮抗した試合でしたが、運動量に勝るヤングライオンズがやや優勢。というか、アルビレックスの選手は疲れからか、さぼってるからか、とにかく動きが鈍い。


前半の得点シーンもロングボールに走っていたのが相手選手だけ。カウンターであっさり先制を許します。このシーンもさぼらず全員がしっかり走っていれば十分防げた失点だったと思います。


後半に入り追いかける立場のアルビレックスSですが、余裕をもった動きの相手にあわせ、なぜかこちらもゆったり。まあ、まだ時間もありますが、ボールを奪う、点を獲るぞ、という意気込みは感じられません。何度かゴール前まで攻めますが、とにかくシュートを打たない。「とりあえず自分のせいでボールを奪われることは避けて、あとは誰か頼む!」的なパスが非常に多かった。


2点目、3点目の失点シーンもひどい点の獲られ方。緩慢なアルビに対しスピードを持って持ち込む相手に対応できず。


相手はスター選手がいない分、全員で走って、守って、勝とうという意志が良く分かりました。若く勢いがある証拠なのでしょう。ボールを奪われても全員が戻って、簡単にフリーにさせません。ボールを奪ったらすばやく全員で攻めてきます。これに対し、アルビの選手たちは突破しようともしない。守りも「DF頼むぞー」「誰か戻っててくれー」ってな感じで殆ど誰も走ってない。


選手の気持ちがまったく入っていないことを感じた試合でした。

2時間観戦した時間を後悔してます。


やる気がないのなら、サッカーで食っていくのをあきらめてさっさと日本へ帰ったらどうですか?


そんなことをいいたくなる試合でした。

今のままでは見ている観客、お金をだしてるスポンサー、チーム関係者に失礼です。


2週間のインターバルがありました。

体力がないならこの間に体力をつける。

技術がないなら練習する。

チームとして相手をどう崩すか戦術を研究する。


今までと何か違うことをしないと変われないと思いますが、このオフ期間中に何かちがったことをしたでしょうか?単なるリフレッシュや従来と同じ練習ではなく「勝つ」ために。


休み明けの試合に期待します。