だんだん上手になったよ | うしろむきだけど、まえむきに

うしろむきだけど、まえむきに

一人暮らしになりました。
ひとりになってからの、ひとりになる前の思いを少しずつ綴っていきます。

お盆の間

ものすごく忙しかったです。

仕事ではないのですが

 

ほとんど、家にいられませんでした

ホンマに疲れた。

 

お盆の入りには

迎え団子を作ります。

 

団子、といっても

小麦粉を水で練って

茹でただけ

写真では大きく見えるけど

100円玉よりちょっと大きめです。

 

はじめに、お母さんを手伝って

作り始めたときは

結構難しくて

どんどん大きくなったり

厚くなったり

ぶさいくになってしもたね。

私がもたもたしてるあいだ

おかあさん、さっさとつくってたね。

 

「ちいそうてええねん」って

おかあさんは

ちいさく、かわいくつくっとったね。

 

私もだんだん、上手になってきたよ。

薄く、小さくつくれるようになった。

つくるのも早くなった。

 

まんなかへこませて

「これで、ご先祖様は

水をすくって飲むねんで」

って教えてくれた。

 

迎えるときは迎え団子

送るときは送り団子。

 

どちらも、精霊流しのときに

持っていきました。

 

 

 

16日は、

やっぱり、京都へ送り火を観に行ったんですが

 

やはり用事があり

でかけたのが遅かったためか

点火の時間には京都についていたのですが

見やすい場所に行くことが出来ず

なんとか撮れた写真がこれだけ

 

白丸で囲んだ部分に

もう消えようとしている部分が

かろうじて写っています。

 

それでも、ビルの間から

ちらりちらりと

通りざま、送り火が見えました

 

それでええやんね

おかあさん

私たちの8月16日は

それでええよね。

 

ね、おかあさん。