リスクの勘違い | 心房細動プラス前立腺がんの闘病記

心房細動プラス前立腺がんの闘病記

57歳。10年以上の心房細動持ちが、前立腺がんになりました。
これからどーなるのやら。

PSA16.4。GS8。
T2aN0M0

生検の結果を聞いた時に渡された

病理診断のペーパーには、

診断と所見にGS7の線癌と

記載してあった。

 

これを見た時、

 

オレはGS7か。

4+4が1本あるけど1ミリだし、

ほとんどが4+3だから

GS7の診断なんだな。

 

がん細胞が出たのは残念だけど、

高リスクじゃなくて

良かったかも。

 

と思っていた。

 

 

こんなふうにGS7とGG3しか

書いてなかったら

中リスクだと思いますわ!

普通…。

 

ところが、転移の結果を聞きに

いった時、ノモグラムで

いろいろと計算してくれたが、

なぜかGS8の高リスクで

計算されていた。

 

???

 

オレはGS7だから中リスク

ですよね?

 

と、聞く。

 

いや、GS8があったので、

念のため高リスクで計算しました。

 

ええええぇーーーっ!!!

オレ、高リスクだったの!?

 

突然の高リスク宣告に

がん告知以上の

衝撃を受けた。

 

中リスクだと思っていたのに高リスク。中リスクだと思っていたのに高リスク。中リスクだと思っていたのに高リスク。中リスクだと思っていたのに高リスク。中リスクだと思っていたのに高リスク。中リスクだと思っていたのに高リスク。中リスクだと思…

 

動揺して、立ち直るのに

しばらく時間がかかった。

 

この時の医者に言わせると、

自分は比較的前立腺がんの

知識のある患者らしい。

ノモグラムも自分から依頼した。

 

もし、自分が

全て医者にお任せするタイプ

であれば、

ノモグラムを見ることもなく、

全摘の再発率68パーセントも

知らずに医者に言われるまま

全摘手術を受けたかもしれない。

 

しかし、高リスクなら病理診断にも

はっきり書いて欲しいな、ホント…

 

この時の病院は手術しか

やっていないので、

術後の再発率について

聞いたことがあるが、

濁されて回答をもらえなかった。

知らずに手術を受けて再発している

人がどれだけいるのか気になる。

 

今の大学病院の医者も

 

GS8を舐めないほうがいい

 

と、口癖のように言ってくる。

 

それだけ、高リスクは

危険だということか。

 

だから選んだトリモダリティ。

この治療が上手くいくことを

信じて進むのみ。

 

というわけで、

5月1日の術前検査に備えて、

晩酌の日本酒を

米焼酎に変えてみた。

 

白岳の「しろ」と「KAORU」

 

「しろ」は水割りにするといい。

 

 

 

 

 

「KAORU」は炭酸割りがいい。

 

 

 

 

 

米焼酎。

意外と旨くて大満足!