一番の難関だと思っていた滞在許可証(5年有効のペルメッソですが・・・)が申請した当日にGETできたので、そこからの居住に関する手続きは思いのほかスムーズでした。2009年~2010年2月、ミラノ県での場合です。参考になさる場合は必ずご自身で改めて確認なさってくださいね。


《Codice fiscaleの申請》

滞在許可証が手に入ったので、イタリア居住に必要な手続きに移りました。

まず、住民登録をする前に管轄の税務署へ行ってCodice fiscale(納税者番号)とやらを貰います。私は、ペルメッソを申請した翌日、すでに内務大臣?命でナポリ市で申請されていたそうです。。。ミラノ県在住だけど何故ナポリ?と思いつつ、そして対応してくれた職員さんもビックリしてましたが、税務署滞在1時間もかからずに納税者番号が記載されたA4サイズの紙切れを貰いました。

ちなみに自分の氏名と数字が組み合わされた番号です。イタリア人の夫くんは生まれた時に両親が申請し、緑色のカードを持っています。私達が申請に行ったときも、寒い中新生児連れの親子が何組かいました。


-持ち物-

・パスポート

・滞在許可証


-費用-

0ユーロ



《住民登録》

次はいよいよ住民登録。これが終わればやっとポストに自分の名前が掲げられます!

という訳で、すぐにアナグラフェへ行って申請しました。申請自体は簡単です。提出するものを提出し、書類にサインをして終わり。最後に窓口の人に、住民登録後しばらく経って警察官が居住確認に行きますと言われ終わりました。


-持ち物-

・パスポート

・滞在許可証

・Codice fiscale


-費用-

0ユーロ




《居住確認》

住民登録をした際にアナグラフェの人から、「そのうち警察が居住確認するための自宅訪問があります」と言われましたが、まさか2日後にやってくるなんて思いませんでした!しかも朝8時半に。。。

夫くんは仕事に行っちゃったし、私はまだパジャマだし・・・ということで、お決まりの居留守を。。。でも居留守なんて使わなければ良かった!!ここに電話するようにと書かれていた電話番号はいつも電源が切られてて繋がらず、結局金曜日、夫くんの帰宅後に直接警察署へ行くも、今日は手続きできないから明日、土曜日の13時半~14時の間に来るようにと指示され、翌土曜日に出直しました。しかし、この30分間しか手続きできないなんて!

警察署では滞在許可証とパスポートを見せ、どこから来たのか、一緒に住んでるのか、今は何をしてるのか、運転免許は持ってるかを聞かれ、最後に書類にサインをして自宅ではなく警察署内で居住確認の手続きが終わりました。この手続きが一番威圧感満点で嫌だったかも。。。


-持ち物-

・パスポート

・滞在許可証


-費用-

0ユーロ




《健康保険証の申請》

住居確認が無事に終わったのでASLという事務所へ健康保険証を申請しに行きました。

この申請もとってもスムーズで、申請と同時に主治医も決めてくれました。

私のホームドクターは女医さんで、自宅から徒歩3分のところです。ただ、このホームドクター、月~金の夕方1時間しか開いてません。私の健康大丈夫でしょうか。。。

申請時には保険証代わりの証明書が渡されました。本書は3週間後くらいに自宅に郵送されてきました。

ただ、日本では健康保険料って基本支払う義務があったけど、イタリアでは無職の人たちは支払わないものなんだろうか?義母も仕事を辞めてから支払っていないって言うし、振込み通知書も届かないしいいのか?


-持ち物-

・パスポート

・滞在許可証

・Codice fiscale

・住民登録証明書

※上記書類は全てコピーも必要(パスポートは写真のページのコピーのみ)


-費用-

0ユーロ




Carta d'identitàの申請

住民登録が終わってから2週間後にCarta d'identità(身分証明書)の手続きを行いました。

有効期限は10年。

外国人は申請義務はないみたいだけど、私は夫くんの強い希望で申請しました。

申請場所は同じくアナグラフェ。毛髪・瞳の色と身長を確認した上で、その場で発行してくれました。


-持ち物-

・パスポート

・滞在許可証

・住民登録証

・写真3枚


-費用-

5.42ユーロ



これで、イタリアに居住するための手続きは全て終了しました!!

次回手続きが必要なのは5年後。今回は夫くんに全てしてもらったけど、5年後は夫くんの手助けがなくても自分で出来るようにしなくっちゃ。