認めてあげよう
理想の自分でなければ、存在する価値がない。
私の深層心理には恐らくそう刻まれている、と最近気づきました。
原因は結果のみを追求していた営業職時代の刷り込みによって心に根付いたものだと思います。
心の弱さを一切認めず、強気で休まず前に進んでいた頃は平気でした。
成功への道程は険しく、当然何度も失敗し、時に心が弱ってしまうこともあります。
心の弱さは一切認めない環境の中では、弱さを一瞬でも見せることはタブーとされていました。
当然自分の心の中にそのルールは根付いており、心の弱さを見せる部下の手本となれねばと、常に強気で突き進みました。
しかし結局夢に近づく手ごたえを僅かしか得ることができずに、その世界に背を向けることになったとき、私の心に
『負け犬』
という意識がこびり付きました。
こんなに苦しい環境でも諦めず努力を続けている私は特別だという思い上がりが結果として自分を苦しめることになるとは、当時まったく思っていませんでした。
未だ、この意識は私の中に深く根付き、私を苦しめています。
特別でありたかった。
何が起きても揺らぐことにない力を手に入れたかった。
誰よりも苦しい思いに耐えることによって、それが達成されると思っていた。
でもそれは間違いだった。
苦しい思いに耐え抜くだけの心ではなく、
苦しいときこそ楽しいを創造しようと思える輝ける心
それが何よりも大事だと今は思っている。
理想を追い求め努力することも大事。
ただ、もう少しだけでいいから
ありのままの自分を認めてあげよう。
そうしないと人を認めたり、愛することができなくなっちゃう。
私を頼ってくれた人に何度言った言葉だろうか・・・
『自分を大事にできない人が、他人を大事にすることはできないよ。』と。
言うは易く、行うは難し、か。
少しでもいい
ほんの少しづつでも前に進み続けることが大事。
でもあんまりゆっくりだと逆にしんどいよな。
もう少しペースを上げてみようか。
今日もよく頑張った。
【本日1件面談日時が決定】
3月前半で一気に就職活動を進めよう。
絶望
絶望から始まる成功への物語
18歳 そこそこ大きい会社での技術職サラリーマン
工業高校卒業後入社
初めての出社日は緊張と不安で苦しんだが、たった一日で馴染んでしまったことを覚えている。
現場に配属されてからは同じ事を繰り返す保守作業がメイン。
人のためにはなっているけれど、このまま一生技術職は何か違うんじゃないか?と考え反対意見ばかりの中、勝手に転職。
沢山の人に迷惑をかけた。申し訳ない。
しかし今でもこの決断は正しかったと思える。
20歳 フルコミッション営業職
利己的な企業体制に疑問を持ちつつも引くことは出来ず、俺ならできるという根拠のない自信を糧に必死に努力した。
自分の部下もでき、売上も徐々に上がり、スキルとしても昔の自分では考えられないほど積極的で行動力溢れる人間になれたことは感謝している。
しかし人を幸せに出来ているとはどうしても思えず、自分の心の中で葛藤が始まる。
結局、自身の無力さと、何もわかっちゃいなかった自身への自己嫌悪を抱え退社。
自分の行動を否定したくないための言い訳と言われても仕方がないとは思う。
この時期、本当に沢山の人々に迷惑をかけたと思う。
ただ謝るのではなく、今後私の行動によってその思いを形にしたい。
22歳 個人事業立ち上げ
切羽詰まって何かにすがる思いで起業。
何もわからないところからだったが必死に努力した結果、時流に乗って成功を得る。
この勢いで事業を大きくするチャンスだった。できる余地は十分にあった。
しかし『経営者のぐうたら病』 にかかり堕落していく自分を実感していながらも止めることはできなかった。
恐怖に追い込まれ、新たな企画を立て実行に移したものの、とりあえずやらなければと練りだした企画など上手くいくはずもなく、大失敗に終わった。
金銭的にも非常に厳しく、モチベーションもすでに失い、ため息ばかりの日々を送ることが酷く苦痛で、自身を取り戻すために自営の道はしばらく考えずに就職活動を始めることを決める。(彼女の存在も大きな要因となった。)
正直自分の本来の願っていたことから楽を求めて逃げているような気もした。が自分をこんなに思ってくれている人達さえも幸せにできずに何が夢だ!自分を思ってくれている人たち、私が思っている人を幸せにしたい。そう思った。
24歳 就職活動開始
ぐうたら病には荒療治が必要だと考え、企業の中に身を置きぐうたらな暇もない毎日を送ればいいと思ったが、もちろん安易な考えをもとに就職活動をしても受かるわけもなく、不採用の通知ばかりが溜まっていく。
はじめのうちは不採用の通知が来るたびに酷く落ち込んだ。
しかしアクションを起こすごとに自分の内面と少しづつ向き合うことができ、始めの段階で採用とならなくてよかったと今では思える。
いまだ採用の通知は来ていないが、ぐうたら病を自身で克服し、自分は本当にどう生きていきたいのか、どうありたいか、と常に問いかけながら、できることからコツコツと続けている最中です。
このblogもその一つ。
『僕の成功の秘密』と振り返って言えるようなblogにしてみせる。
