アレキサンダー ~大人の女性に捧ぐ~ | バーテンダーの覚書

アレキサンダー ~大人の女性に捧ぐ~

更新にだいぶ手間取り、やっとの更新です。

最近しっかり朝まで仕事することが多く、そして飲酒量も連日多かったため、もうブログどころの騒ぎじゃなくなっていたので。

風呂も入らずフローリングで気絶、なんて毎日だもの。でも酒がうまいのよ。


さて、カクテルの話なのだが、かなり多くの方がご存知のカクテルだと思われる。
ブランデーベースのカクテルがいまだエントリになかったのと、クリーム系カクテルの基本を何時までも無視するわけにもいかんだろうし。


アレキサンダー レシピ

・ブランデー  20ml
・クレームドカカオ 20ml
・生クリーム 20ml
・ナツメグ 少々


技法:シェーク
グラス:カクテル

材料をシェイカーに入れハードシェイク。カクテルグラスに注いでナツメグを振りかける


チョコレートケーキのような味わいで非常に飲みやすく、女性にオススメなのだが、実はアルコール度数が高い。
その甘く芳醇な香りと柔らかい飲み口に騙されて、ついつい飲み進めてしまうと、気がついたら深みにハマる、いわゆる「レディキラー」なカクテル。
大人の女性はそれを理解した上で飲めば、良くも悪くも、このカクテルを利用出来るのではないか、と思う。


と、ここまで書いておいてなんだが、本来のアレキサンダーはジンベースである。
日本での認知は圧倒的にコチラのブランデーベースなのだが、欧米ではジンベースがアレキサンダー、ブランデーベースはブランデーアレキサンダーと呼ばれる。
ついでに言うと、ナツメグは実は日本に上陸してから入るようになったもので、故にレシピによっては加えない事もある。

個人的にはない方が美味いと思う。
なんかハンバーグ喰ってるみたいなんだもの。

クリーム系カクテルは、このカクテルの派生みたいな感覚のものが多いので、まずはアレキサンダーを覚えてしまえば、あとは手を変え品を変えで覚えられる。
ブランデーをミントに変えればグラスホッパーだし、ガリアーノに変えればゴールデンキャデラック。ウォッカにすればバーバラ。

その変えた先でまた派生があるので、オリジナルカクテル考案の際にも、参考にしやすいカクテルであると言える。

クリーム系を美味しく作るには、ハードシェイクをマスターする必要があるが、それはまた別のお話ということで。




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