Triglia | 不埒な天国 ~Il paradiso irragionevole

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道理だけでは進めない世界で、じたばたした生き様を晒すのも一興
OCNブログ人→gooブログとサービス停止を受けて引っ越しを重ね「Due Birichini **お気楽フィレンツェ暮らし**」に融合。

以前のエントリ
「アーモンドの瞳」「切れ長の目」に触れたときに
くらぶアミーゴblogのハヤトさんからのコメント内に
流し目っていう言い方はあるの?という質問があって
コメントに返信しようと思ったら
結構長くなりそうだったので、こちらへ。

はっきりいって
私はイタリア人に流し目を使われたことはありません(笑)。
なんかもっとこう
直接的な表現ばっかりだから。

でも、流し目という言い方自体は存在するわけです。
Guardare con la coda dell'occhio
こういういう表現があるんだけど。
これは「目の端っこ(目尻)で見る」って感じ。
私がこの表現をよく見るのは
色恋の問題のときではなくて
政略的に、政治的に、商業的に
「意味を含んだ物言い」をしたいとき。
ベルルスコーニ首相の得意技でもあります(爆)。

では、いわゆる色目を使うという言い方は?
「甘い視線」という形で表現した
Far lo sguardo dolce
になるのかなぁ?
とにかく色恋にもってこいの単語はdolce!!(笑)

タイトルのTrigliaは魚の名称。
日本語ではメバル。
ずばり目が大きいからメバルなのでしょう。
そこからきているのかどうかわかりませんが、
イタリア語でも「色目をつかう」で辞書を引くと
Fare gli occhi di triglia
という表現が出てきます。
直訳すれば「メバルの目をする」ですが。
ふーん。
私は聞いたことのない表現なので、今度確認しておきます!

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