徐々に気温が下がってきました。

札幌の最低気温は10度以下になり、
冬が近づいていることを感じます。

秋になり芝が薄くなると
「アイアンショットが難しい」と感じませんか?

これには理由があります。

夏の芝は、ボールと地面の間に隙間があるため
ボールをティーアップした状態に近くなります。

そのため、夏の芝はナイスショットを打ちやすくなります。

しかし、

秋、冬になり芝が薄くなると、
ボールと地面の間に隙間が少なくなります。

いつも以上にボールをクリーンに打つ必要があるのです。

ですので、
「秋になり芝が薄くなると、アイアンショットが難しい」と
感じるのは当たり前のことなのです。

ただし、

芝が薄くなってもダウンブローでボールを打っていれば、
芝の薄さを気にすることなく、ナイスショットを打てます。


ダウンブローとは、こんな打ち方です。

「スイング軌道の最下点に達する前に、
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 クラブヘッドがボールに接するショット」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^



ゴルフクラブの進化により、
以前よりはシャロー軌道(はらい打ち)でも
ナイスショットを打てるようにはなってきました。


しかし、ダウンブローに比べて、シャロー軌道(はらい打ち)は
ナイスショットの確率が低い打ち方です。


言葉では、説明が難しいので図にしてみました。


ダウンブローとシャロー軌道(はらい打ち)の違いを
ご確認ください。

http://www.secret-golf.com/img/down_impact.jpg
(クリックすると画像ファイルが開きます)



芝が薄い時期は、はらい打ちでナイスショットを
打つのは更に難しくなります。


秋、冬になり「芝が薄くなると、アイアンショットが難しい」と
感じるならダウンブローの打ち方を試してみてください。


ただし、「上から打ち込もう」という意識が強いと
シャンクになったり、手首を痛める心配があります。


正しいダウンブローを理解してから
試してくださいね。

参考になれば幸いです。