DAY:11 #7
08/01の話 その7
奥尻島のシンボルだそうな
鍋釣岩
夜間はライトアップされるんだとか
そんな場所を歩き旅を辞め!
チャリダーに変身して訪れた
奥尻町で貸し自転車さんがあったんだよね・・・
ギア付き8時間以内で
たしか・・・700円くらいだったかなぁ~?
うろ覚え・・です
ギアなしなら500円だった気がします
一日コースなんかもあったから
2、3日かけてゆっくり一周なんてのイイナー
なんて思いますよ
荷物も預かってもらい
身軽になり
奥尻島の南下を再開
下りは・・・・スゲーー楽なんだけど
上り坂は歩きより・・・
慣れないからなんだろうけど・・・
キツイ
もう・・・降りて押したほうが楽
歩くときとは・・使う筋肉が違うことを
実感
今年、車買ってから・・まったくチャリに
乗らなくなってたしね・・・
オマケに・・お尻がイタイ・・・
昔・・痔ろうってので・・・
入院したことあるんだよね
しばらく自転車禁止令出されてたことを
思い出した
痛さの原因は・・・
サドルの高さがあってなかったから・・
調整してみたら・・・
坂道登りも少し楽になったよ!
いや・・自転車のサドルの高さって重要だね~
というより・・・
歩き旅だと全然気にならないような
微妙な傾斜の上り坂でも
チャリだと明らかな違いがわかるよね
歩き旅なんかしてると
足元みて歩いてるなんて
錯覚に陥りがちだけど
実は解ってないこと多いよな~
なんて改めて実感
物事・・同じコト、モノを見るにしても
手段や見る角度、方法を変えないと
気が付かないコトって多いよね~
向かい風の強さは
歩き旅でも感じることはできるけど
追い風の有り難さは
チャリに乗っているときのほうが
数倍に感じられるものだね~
しばらくは海沿いの風を感じて
快適に走っていたが
集落に入ると
海と風は壁で覆い隠される
自転車を止め
防潮堤に登ってみた
11mの津波が襲った場所のようだ
写真では伝わらないと想うが
これが11mの高さ
延々と壁は続く
壁の反対側には真新しく見える
住居
壁のおかげで安心なのか
どこも床下すらなさそうなくらい
低い建物が目立つ
津波の爪あとはまったくない
家からは海も見えない・・と思われる
近くには慰霊碑もあった
ココでも津波による死者がでたんだろうね
富里という集落の近くには
海沿いに建物は見当たらなかった
もとから人が住んでいないのか
集団移転でもしたのか・・・
現在、成田空港近くの
富里市ってトコに住んでるだけに
少し気になった地名である
なにもない場所だが
防潮堤は続いている
海と川の境はこんな感じ
確かに川から遡る津波の脅威は
東北の被災地で随分見かけたけれど・・・
青苗小学校と・・書いてあるが・・・
まさかね・・・
港に少し寄り道してみると
11.7mと書いてある看板が遥か頭上に
たぶん・・ここに来た津波の高さなんだろうけれど
こういうのは解りやすくてイイネー
その近くには
近代的なヨーロッパ辺りで見かける
国際バスターミナルのような建物
どうも・・・Wikiで見てみると
人工地盤 望海橋 - 漁港に設けられた、
津波発生時の一時避難を目的とした橋状の構造物。
総工費約26億2千万円。
のようだ・・・
26億・・・2,600,000,000
島人口・・3,158人(住民基本台帳人口、2011年6月30日)
そのうちコノ漁港利用者は・・・何人なんだ?!
Wiki 北海道南西沖地震
たぶんコノ建物も今現在、被災地で行われている
防災に強い街づくり有識者会議!みたいな感じで
決められたんだろうけど・・・
同じコトを各地で繰り返しそうで・・・怖いね
儲かるのは・・・業者だけだと思うんだがね~
命は金に代えられないとはいうが・・
誰の為になるんだか・・・
人影のない
かつての被災地、青苗地区を南の端へ
漁港は確かに
使われてはいるようだが・・・
船は少ない
津波対策先進地と呼ばれ
各地から熱い注目を浴びているという
奥尻島、青苗地区の
最も被害が大きかったといわれる
南端エリアにまもなく到着
DAY:11 #8 へつづく
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