DAY:10 #4
07/31の話 その4
松前城を出て
288をそのまま西そして北へ
海沿いをぐるり
風の羅針盤
そんなオブジェが出迎えてくれる
海沿いの風が吹き抜けていく場所
道の駅「もんじゅ」へ
勿論であるが・・・念のため
福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」とは何の関係もない場所
むしろ周囲には風力発電機が多い
だが・・「風の王」なるオブジェは
強風にでもやられたのか・・修復中であった
ま・・・どちらの「もんじゅ」も
まだまだ、浅はかってなことなのかも知れないね
人だけの文殊の知恵は
自然界に受け入れられるのは難しいようだ
人が神を生み出すことは勿論だが
王として君臨しようなんてのも
浅はかな知恵では
無理だろうね~
そんなことを
羽を休めるカモメ達を見ながら
想った
海へ漕ぎ出す
漁船を鳥と共に見送りながら
様々な鳥を観察
ん・・・ナマエハシラナイ
にしても・・・・ココの鳥達
餌付けでもされてるのか・・・
人を怖がらなさスギです!
ここでも羽を拾い集めてみた
なにに・・・使うか・・・
ゆっくりとじっくりと考えます
この道の駅では平目を利用した「てっくい天丼」
なるものが人気No.1だそうだが
ヘソ曲がりなので・・・
他のモノを食べてみた
上ノ国産フルーツポークを利用した
中華風ドンブリって謎のモノ・・・
ん・・美味しかったけど・・・
豚の味はよくわからなかったよ!
お次は江差町へ
この町から奥尻島へ渡るフェリーがあるんだね
1993年に津波被害にあった島
そんな島が今どうなっているのか
被災地にいるときから見てみたいと思っていた島へ
渡ることに
2便までにはまだ時間の余裕があるってことで
フェリー乗り場で江差町の見所を
パンフをペラペラしていると
目に留まったのは龍
ま・・去年くらいから・・・
やたらと個人的に龍に惹かれるんだよね
そんな訳で向かったのは
法華寺
入館料300円
この門は桧山奉行所のもので
寛文年間の建造物であり北海道最古の
建造物の1つだそうな
お目当ては本堂に
7メートル四方に描かれているという
日本文人画、池田雅による
八方睨の龍
残念ながら・・・中は撮影は「ご遠慮ください」
とのこと
上の写真はパンフ・・・
どうにも日本の寺、神社は金取るとこに限って
撮影禁止とかご遠慮くださいってとこが多いね
の割には・・・TVとかくると
特別にOK!ってすぐなるんだが・・・
ま・・しばらくは大人しく説明聞きながら
内部を見て回った
八方睨の龍
確かにどこから見ても睨まれているようだった
しばらくは貸切状態で
そんな龍の真下に座り
睨めっこ
この八方睨の龍も
1993の地震の影響を受けたなんて話を聞いた
ところどころにひび割れが走り
その部分は金箔で修復したそうだ
パンフの写真だと
全体的に赤く見えるのだが
実際には
ま・・・こんな色だ!
え?!撮影禁止?!
私はそれほど遠慮深いほうじゃないからネ
でも迫力を感じたいなら
その場に訪れるしかないものだよ
他にも龍を彫った
4枚組みの見事な欄干などもあったけど
ドラゴンボールは
ココには・・・なかった
551年前に描かれた
僧籍をもった画人が描いた
仏画の前で
ネコと仏陀の尾ひれの付いた話を
聞いて再び港へ