08/03 カミーノ歩き旅 25日目の出来事 その4
ビジャフランカ・デル・ビエルソからは
3つくらいのルートがある様子だが
私が辿ったのは・・・
たぶん一番一般的なルートなんじゃないかと
思われるルート
根拠は殆んどの巡礼者が通ってたから!
ま・・・なにも考えず矢印を追っていった
だけなんですけどね
トンネルなんかを潜りながら
車道の横を
しばらく歩いていると
笛の音色が
カリンバ持って話しかけてみたが
英語は通じなかったよ!
年も聞き忘れたけど間違いなく10代だろうね~
ここのところ急激に10代の子とよく会う
でもまぁ~楽器見せれば
言葉は通じなくても会話はできるもの
楽器持ち歩いてる巡礼者は
やはり・・・少数だしね・・
練習中って感じだったけど
しばらく笛の音を聞きながら
休憩して
また
歩き出したら
すぐに・・・
道にはSING!とメッセージが
あははは・・・
もう偶然とはいえ・・笑っちゃいました
これもカミーノっていう
生きた道が生み出す
シンクロニシティのようなものでしょうね
丁度昼ごろに
「PEREJE」の村に
昼時だけど食事は1時間ほど前にしたばかりだし
そのままスルーしちゃおうかと思うも
韓国人の教授と生徒の2人組みがBARにいたので
合流してコーヒーだけ飲むことに
互いのガイドブックなんかの悪口で盛り上がる
ま・・内容ウンヌンよりも
とにかく大きくて重いのが日韓ガイドブックの
共通したダメなところなんだよね・・
ヨーロッパの巡礼者たちが持ってるのは
とてもコンパクトで歩く仕様なんですが
大きいといくら情報があってもカバンにしまわないと
ならないわけで
=みたいなぁ~と思ったときに
いちいちバックパックを降ろさないと見れないわけで
歩く旅の地図としては・・
致命的な欠陥ともいえるんだよね
ズボンのポケットに収められるサイズが
理想的なんだけど
ま・・時代はスマートフォンの時代に移行してますから
年々改良はされていくでしょうね~
充電環境が万全とはいえないカミーノで
それはそれで問題もありそうなんだけどね
書くために参考にさせていただいている本
連載終了後にでも紹介させていただこうかとも
思っていたんだけど、ひとまず写真だけUP
この中から右上のガイドブックと左下の本を
旅には持って行きました
各、本のご紹介は改めて他の機会にいたします
で・・
彼らとはスペイン側、最初の町で知り合って以来
各地でこれまでも何度も出会ってきたんだけど
学生のほうの通称Moonくんから
金冠の栞をここで頂きました
韓国、慶州の王陵から出土した
デザインのもののようです
今でも大切にさせていただいてます
カムサハムニダ!
巡礼者有り!みたいな
カミーノならではの交通標識をみながら
「TABADELO」
この町での写真はないんだけど
とにかくこの日は暑かった・・・
で町で見つけた商店で
アイスクリームなんかを食べてたら
鼻と手に包帯をグルグル巻いた
イタリア人(ミラノ出身)巡礼者が・・
初めてみる顔だったんだけど
声をかけ「ドウシタ?ソレ」って聞いてみたら
前日に考え事しながら歩いてたら
穴に・・・落ちたんだとか・・・
人生もどこに落とし穴があるかワカランね~
なんて話しながら
建物の影に太陽から逃れ
なんてしてたら
地元とおぼしき若い女の子が
お皿にJamon(生ハム)をのせ
差し入れにきてくれました
こんな道端でお接待を受けたのは
カミーノ道中でもこの1回だけでした
イタリア人も始めてだった様子で
2人とも戸惑いながらも
感謝感謝で
ありがたく頂きました
心温かい町でした
ムチャス グラシアス!
なんだか・・頂ものばかりだな・・・
なんて考えながら
立体交差の一番下を
コンクリ道の照り返しで
暑さ倍増の炎天下の中を
暑さにグッタリの他巡礼者と共に
水を求め、次の町へ
DAY27-5 小さな村から村へ へつづく
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