最近すっかりハマっている楽器制作


第1作 は、とりあえず作ってみた感じだったのですが


今回はコンセプトから自ら考案し制作を開始いたしました!


もちろん先生にヘルプを頂きまくりな訳ですが ( ´艸`)



今回のコンセプト


1:歩き旅に耐えられる耐久性



2:究極バックパッカーともいえる旅になるので小型のもの



3:どうせ作るならカミーノっぽいもの



4:歩きながらもボケボケ奏でられる使いやすさ



5:調律できるほど耳はよくないので・・・カバーを!



な~んてことを重視して制作にあたります。


まず制作する楽器は・・・・カリンバ!ま~前回と同じなんですが


今回は7月の頭から挑戦予定のスペイン版お遍路さん、カミーノ巡礼の歩き旅


800km~900kmを徒歩で旅する、お供にするつもりのモノなのです。


カミーノについての詳細は長くなるので省きますが


巡礼者のいわゆる、お約束的なものでホタテ貝、瓢箪、杖の3つを携えるのが


昔からつづく定番スタイルなんです。


とはいっても現在実際に皆さんが携帯する


お約束のモノはホタテ貝をバックパックの


どこかにぶら下げる程度のもの・・・瓢箪は昔の用途も水筒としてなので


最も携行者が少ないようです。


軽くて便利な水筒、現代はいくらでもありますからね~



海月漂流記-DSCN0868
てことで水筒は私も軽量なものにするつもりですが、水の音色を奏でるカリンバを瓢箪で作ることにしました。

事前に先生に相談にのっていただいていたので候補を先生が準備してくださっていました。感謝です。


実際に手にとってみて手の馴染み具合や持ち運ぶため、大きさについて悩みました。



海月漂流記-DSCN0870

形で気にいったのは右の、ちょっぴりホッコリした感じのどことなくクラゲをイメージできる瓢箪だったのですが・・・どーにも奏でることを考えると私の手には馴染みませんでした。他のものも手にとり触りながら徐々に候補を絞り




海月漂流記-DSCN0869
最終的に左の瓢箪に決定です。色、形、手の馴染み具合文句なしです・・・1つだけ候補の中で色がハッキリ違うのは、この瓢箪だけ「柿渋」を塗って5年寝かしてあったものだそうです。先生の秘蔵の素材だった訳ですね。貴重な素材を譲っていただき本当に感謝感激です。ちなみに「柿渋」ですが塗ったときにはこんなイイ風合が出るとは思っていなかったそうです。時の経過の中で形作られて色付くもの・・・いいですね~。



海月漂流記-DSCN0869
素材を決めたあとは、さっそく作業に入ります。まず切る訳ですが今回はカバーを付けるということで・・・またもや悩みます。最初は縦に真っ二つで切るつもりだったのですが・・・握りやすさ、使いやすさを考えると下半分を斜め切りのほうがよさそうでした。縦真っすぐに切れば瓢箪の窪みに輪ゴムをするだけでカバーの問題も解決なんですが・・・斜めに切ることにより、カバーをどのようにするかってことで考えました。先生とも相談しながら、結局のとこ・・・なんとかなるだろってことで切ります!


海月漂流記-DSCN0869
やり直しのきかない重要な作業なので・・・ここは先生にお願いしました!音色のことも考えると経験と勘は重要です!





海月漂流記-DSCN0869
で・・こ~~~んな感じで切れました。

ここまでは・・・選んだだけで先生に作業○投げなヒドイ生徒ですがこの先は作りますよ!


でも今回はここまで!




作業内容が100%先生のみだったので先生の新作写真↓



海月漂流記-DSCN0883
ピアノカリンバ・・・色もいいですね~

値段は・・・完全ハンドメイドですから安くないですよ!


↓直接お問い合わせください。


花鈴葉/暁天






カリンバ(歩き旅仕様)制作過程その1 おしまい

カリンバ(歩き旅仕様)制作過程その2  へ つづきますよ~




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