newロッドのDEBU船長なりのインプレッションです。
先ずは『クレージーオーシャン』さん
オーシャンソードVertex FAIRY SENSOR57
このロッドは、メーカーさんの説明にも有る通り、より繊細なティップによって、ティップランナー チビ2.5号(14g)を単体で使用した時でも、目視でアタリが取り易くなって居る感じです。もちろん、Vertex EXTRA SENSITIVE 53同様に、手感度も素晴らしいです。
柔らかいとは言え、ベリーセクションに適度な張りが有り、少ないロッドアクションでもエギをしっかりと動かす事が出来き、糸吹けの処理も素早く出来て、エギを安定させ易い感じです。
また、何と言ってもチタン合金のティップですから、うっかり糸が絡んだままリールを巻いたりしてティップを折る事は減りそうです。
全く破損しないって事では有りませんから、注意して使うに越した事は無いんですが。
能登半島の内浦側では、浅場の海藻帯を攻める事も多く、また、アオリイカのティップランシーズンは、秋の新子がメインになり、ティップランナー チビ2.5号や他社メーカーさんでも2.5号や3.0号サイズのエギを多用します。
なので、この地域には、結構マッチしたロッドだと思います。
ただ、重いエギや、流れが速く引き抵抗の強い場面では、繊細なティップで有るが為に、入り過ぎて(曲がり過ぎて)アタリが取り辛い感じになる様です。その様な時にはVertex 53に切り換えた方が良さそうです。
また、感度が良すぎる為、アオリイカが近づいた時の水流までもひらう感じが有り、いわゆる前アタリが出てしまいますので、本アタリを見極めるまでは少し慣れを必要とするかと感じました。
どちらかと言えば、ロッドを使い分け出来る、ティップランエギングのエキスパートの方が、軽めのエギや、流れ速度の緩めの状況で使っていただきたいロッドですネ。
申し訳ございません。ボケボケの画像になってしまいました。
残念な事に、メーカーさんの在庫は既に無いらしいので、欲しい方は、ショップで見つけた時は即買いした方が良さそうですヨ。