今日は一般的な上下関係のことを書きますネ。


 知っておいた方が良いと思われるタイの常識は、ごく一般的な上下関係ではないかと思います。

少し長くタイを旅行して帰ってきた日本人からよく聞くチがあります。「タイ人はケチだ」「タイ人にたかられた」といった内容のことです。しかし、事実はタイ人よりむしろ、こう受け取った日本人の方がケチなのです。
というのは、タイでは何人かで食事に行ったとして、そのときの代金を支払うのは、その中で一番年齢が高いか、社会的地位が最も高い者、と決まっています。これは、パスに皆と乗っても同じで、むしろ、目下の者、社会的地位の低い者が払ったりすれば失礼というより、侮辱と受け取られかねない行為となります。タイには割り勘という慣習はほとんどありません。゛(`ヘ´#)
 このように社会的地位の高いとされる者が尊重されるというタイの社会慣習は、エレベーターに乗る場合や、食事を始めるとき、道を歩くときにさえ、しっかり守られています。これは寺院の僧侶の世界でも同じで、托鉢に出るとき、そのメンバーの最も偉い僧が、先頭に立って歩くのがルールで、列はその序列と受け取って間違いありません。
 したがってタイでは、お互い、どちらが社会的に優位にあるかをさぐり合い、確かめ合うのが、タイ人にとっては厄介とはいえ大切なことなのです。もし、タイ人に職業や役職、収入を訊ねられても、それは決して好奇心からではなく、相手への無礼を避けるための情報収集と受けとってもらいたいと思います。タイ人の優しさがちょっと誤解されてしまうのは残念です。このブログを読んだ方は、先頭を歩かなければならなかったり、お金を払わなければならなかったりしたら、エッヘン!私は尊敬されているのだ!と思ってくださいネ。('-^*)/


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