きょうは、たまたま仕事がオフになり、写真を撮りにでかけようかと思ったが、生憎の雨だ。
曇りの日はコントラストが付き過ぎず、むしろ都合がいいのだが、雨となるとちょっと鬱陶しい。
フィルムを入れた二眼レフカメラが、出かけられずふてくされている。
一眼レフと違い、二眼レフは静かで良い。
レンジファインダー・カメラも、また然り。
ミラーの跳ね上げ音がないからだ。
つまり、これは、撮影時にブレにくいということだ。
重量が重すぎず軽すぎず、静かに事を運ぶ必殺仕事人のようなカメラが、理想的だと思っている。
何だか、写真を撮りたいのか、それとも写真機を使いたいのかが分からなくなってきた。
おそらく、どちらもやりたいのだ。
デジタル機しか使えない世の中になったら、写真を趣味にはしない。
撮影、現像、プリント、これすべてを通して、やっと写真にこぎつけるわけで、デジタル機での記録で、「ぱちり、はい、終わり。」じゃ、おならみたいなもんだ。
なんとも、つまらない。
