フランス伝統工芸のカルトナージュ。

土台となる箱やトレーなどに
布を貼り付けて装飾してゆきます。
美しい布が貼られた箱やトレーは
それだけでインテリアになるほどで
うっとりするくらい素敵です。

自分の好みの布を貼った
カルトナージュボックスがあったら・・・

何を中に入れよう、とか、

汚したくないから飾っておこう、とか、

ひとり想像して(笑)、
ずっと作ってみたかった
カルトナージュの工具箱を
やっと作る機会がありました!

それで、できたのは、、、

はい!こちら馬柄(笑)

カルトナージュは、
お花の可憐なモチーフとか
ゴージャスだったり
上品な柄の布を貼ったものが多いです。

私も最初はウィリアムモリスの布や 
シノワズリの雰囲気のある
女子力が高いタイプの布で
作ることに憧れていました。

それで今回の
初カルトナージュの完成イメージは
シノワズリなピンクの布を貼ったもの。

でも、いざ布を探してみると
どうもピンとくる布が見つからない・・・
何件もお店を回っても見つからない・・・

布や服飾素材で有名な
あの街を彷徨い歩いて歩いて
結局好みの布が見つからず
日が暮れてとぼとぼ帰宅。

レッスンの前日まで布が決まらず
困り果てて
先生にメールで泣き付きました・・・

「気に入った布で作っていただきたいので、来年早々のレッスンに振り替えてもいいですよ」

先生(☆先生の正体は文末に♡)からの返信は、いつもの余裕のある優しいお言葉でした。(泣)

気を取り直してもう一度、
我が家の布の山を掘り起こし
馬柄の布を発掘!
布の数からいって
発見ではなく発掘です( ̄∇ ̄)

実はわたくし、
ファブリック大好きの布マニア!

布は「出会い」と思っているので、
気に入った布を見つけると
使う予定がなくとも
つい買い求めてしまう。 
布にギュッと胸を掴まれてしまう感じ。

このお馬さんの布は
たぶん15年くらい前に出会って
一目惚れしたもの。

この布に
似合うモノにしてあげたい、、、

そんな気持ちで
当時は使う事が出来ず
似合うものが思い浮かばず
引き出しの中に
ひっそりと眠っていたわけです。

今回ようやく出番がありました。

華やかで上品なカルトナージュとは  
ちょっと違うけれど

先生や仲間に
「イギリス紳士のよう!かっこいい!」と褒めていただけました。ε-(´∀`; )

お馬さんの布
15年とゆうで長い時を経て
ピタリとくる作品に仕上がるなんて不思議。

なんとも愛着を感じる作品となりました。
☆先生は、