小学生くらいの頃、

擦ると香りのする雑誌の付録を大切に大切にしていた。

台紙の一部に香料が塗ってあって、そこを爪で擦ると香りがする仕組み。

雑誌は確かそのころ愛読していた「なかよし」だったと思う。

 

擦れば擦るほど香りがする部分が削れて香りが無くなってしまうので、

毎日少しずつ少しずつ擦って漂う香りにうっとりとしていた。

 

その時の香りはすみれ。

 

赤やピンクの薔薇の花びらを乾燥させて

ガラス瓶に入れたポプリを何かでみて、

花びらが宝石みたいに綺麗で

お姫様の部屋に飾ってあるような優雅さに憧れた。

手芸店に行っては色とりどりのフェルト生地を買って、

手縫いでポーチやマスコットを作るのが楽しかった。

いま思えば

 

すでにこの頃から香りやハーブに惹かれていたのだろう。

手仕事も好きだった。

ポプリに話を戻すと

 

当時小学生高学年の私には高価な薔薇を買うなんて無理。

ましてや乾燥させて使うには、それなりの本数の薔薇が必要になる。

 

その頃、交換日記をしていた有里ちゃんに

「薔薇の花びら欲しいの・・・」とポツリと呟いた。

 

有里ちゃんに何に使うのか?と尋ねられ

「花びらを乾燥させてポプリが作りたい」と打ち明けた。

 

「おとうさんに頼んであげる!」と

笑顔で有里ちゃんに言われびっくりした数日後

スーパーでいちごが入っている透明なパックパック一杯に詰められた

真っ赤な薔薇の花びらを有里ちゃんが持ってきてれた。

 

「ひさこちゃん、ポプリ作ってね」と

有里ちゃんに笑顔で渡された。

 

びっくりして

 

嬉しくて

 

びっくりした方が強くて、

有里ちゃんにきちんと喜びを伝えられなかったような記憶がある。

 

家に帰って花びらを出してみると綺麗で新鮮な花びらが入っていた。

たくさんの薔薇の花びらにうっとりしながら

新聞紙の上に重ならないよう丁寧に広げたのが

私のポプリ作りのはじまり。

 

以上回顧録でございました。

お付き合いいただきありがとうございます。(笑)

 

いまはもっぱらドライハーブを使ったポプリを作ることが多いのですが、

あの頃から好きなことは変わらないのだと、つくづく思います。

 

さて、次回のハーブインストラクター養成講座のクラフトレッスンでは、

エッグポマンダーをお作りいただく予定です♪

 

たまごの殻をつかった、とてもトラディショナルなポプリです♡

 

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◇workshop募集 開始になりました◇

 

東急ハンズ渋谷店様主催~

 

「悠久の歴史を香りで感じる匂い袋」

 

天然のお香原料を使った「オリジナルの匂い袋」をお作りいただきます。

 

 

2019年2月9日(土)・10日(日)①11:00~ ②13:30~ ③15:30~

 

 

Alba

~自然素材と香りで暮らしをデザイン~ 

「ハーブや香り」自然素材を取り入れた、こころをからだにやさしい暮らしを提案します。