アメリカ合衆国第44代大統領バラック・フセイン・オバマ
平時では実現しなかったかもしれない黒人初の大統領が誕生した。
混迷の中アメリカ国民は変革を選択した。

change! や yes、we can!

の合言葉を再び彼とともに絶叫しようと多くの国民がワシントンに集結した。
しかし熱狂した選挙戦とは裏腹に就任演説は実に淡々とした印象だった。
待ち受ける困難な状況はそう簡単には解決できないということを彼自身が一番知っているかのように・・・。
強欲を捨て責任を持てということばは緊張感に満ち溢れている。
それでもその演説は米国民のみならず世界中の人々に勇気と希望を抱かせるには充分すぎる素晴らしいものであった。
多民族国家でありながら支持率80%オーバーを誇るアメリカ合衆国。
その底力は計り知れない。

一方我が日本。
経済が深刻な状況にあるのは変わらないが、それ以上に政治が迷走している。
変革に怯え保身に走っているようにしか思えない。
後の世代の繁栄を期待することではなく今だけを乗り切りたい。
自分たちだけ逃げ切りたい。
そんなこころが透けてみえているように感じるのはあっしだけであろうか。
アメリカの人口動態は綺麗なピラミッド型であるが日本のそれは逆ピラミッド型まではいかないがかなりいびつなもの。
この困難な時期に大多数であり弱者である底辺の声がうまく政治に届いたアメリカ。
反面日本は大多数であるのは高齢層である。
一般的には1400兆円ともいわれる金融資産も大部分この層に集中している。
ある意味彼らはこのまま何もかわらなかったとしても逃げ切れるわけだ。
弱者の声が届きにくい、反映されにくい構造になっているような気がしてならない。
『渡り』ということばはその象徴であるかのようにも思える。

そんな日本を長きにわたり暖かく見守ってきたアメリカ人がいる。
東京オリンピックから現在に至るまで日本の激動を日本人とともに歩んできたというから物凄い。
さらにこの本、日本語で書いてみたというから驚きである。


政治と秋刀魚 日本と暮らして四五年/ジェラルド・カーティス

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敗戦の焼け野原から見事に立ち直った日本。
様々な日本的社会構造は奇跡とまでいわれ称えられたが、いまやまさにその構造こそが日本の復活を妨げているという。
今回のアメリカの凋落をみてグローバル化を否定する勢力。
しかし日本国民は確実にグローバル化し多様な価値観を有する状態にある。
アメリカの真似をすれば滅びるというもの。
アメリカの真似をしなければ滅びるというもの。
この一見対立する考えに共通点がありそれは日本に対する自信がないということ。
日本文化の粘り強さと日本人の順応性と対応能力を過小評価しているという。
激しい変化を行いながら特有の文化や価値観を守ってきた、日本人はもっと自信をもてとエールを送ってくれている。
麻生内閣の支持率20%割れ。
我々はもがきながらも何かを変えようとしている。

今週は第3Qの決算がどんどん出てきます。
悪い決算動向は気にかかりますが未来に明かりを灯せ、代替エネルギーの動きを見逃せない。
グリーンニューディール政策はどこまで恵みをもたらしてくれるであろうかクローバー
ただしSES(6290)の例もあるので過信は禁物で・・・・。


5631日本製鋼所
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次郎DASH!