NANA | VONS OSH FOR ALL

NANA

なーんとなく暇だったので、友達の家にあったNANAを読む事にした。最後に読んだのは5年以上も前、もう20巻くらい出てるのね。読みきれん。

読み返してみて、ハワイのシェア生活の事を思い出した。これを読んでいた頃はもちろんシェアなんかした事なかったし、今読み返してみると自分に置き換える事ができる事がたくさん。日本で部屋をシェアすると言う発想はないもんなぁ。


偶然に偶然が重なったけど、きっとそれは必然の出会いだったと今になればそう思う。知り合ってたった一ヶ月の人との生活は、あんがい快適だった。そう思っているのは自分だけかも知れないけど。
お互いの部屋があったけど、ほとんど自分の部屋にはいなかったし、プラスあと2人の騒がしい生活。あの頃の毎日騒がしくて楽しい生活を思い出すと、なんとも懐かしく、なんだか切なく、淋しくなるときがある。

NANAを読んで自分と重なったのは、一緒に生活を送る間に、友達でもなく、恋人でもなく、家族に近い感覚、いやそれとも微妙に違う、とても大切にしたいという感情が生まれた事。

今となっては住むところもバラバラ、それぞれの生活を送っていてなかなか会う機会も少ない。会う機会なんて作ろうと思えばいつでも作れるんだけど。だけどなんだろう、いつでも思い出すとほっこり気持ちがあたたかくなる存在。なかなか連絡を取れないけど、いまでも変わらず大切な存在。あの不思議な感覚は、この先また経験する事があるんだろうか。

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