最近、ブログを書いていなくてすみません。
それは僕の人生や冒険に関して文章にまとめたい程のナニかの感動を得られていなかったから。
以前人に言われたアドバイスによると、
ここ最近の僕にはブログにナニも書くことがない。
ナニも残しておくことがないのは感動が足りないから。
感動とは『動いて感じる』と書く。
ゆえに最近過ごした1日1日に行動が足りないから感動しないし書くことがないのである。
ということになるのだが、勿論僕とてただボケーっと毎日を過ごしてきたわけではない。
ちょうど前回の記事に書いた通り、自分の冒険において取り組む1つの分野である登山に関しての気づきもいい発見であった。
自分のことって案外自分でも知らないことがある。
僕は最近
「登りたい山がない。」
ことに気づいてしまったのだが、それは自分にとって「なぜ山を登るのか?」を問いかけるにはいい気付きであった。
読者の皆様には何度もお話して申し訳ないが、とにかく僕の登山のきっかけは凍る海の上を歩いたり、大陸氷床を歩く北極・南極冒険に出掛けたいからである。
北極南極に行く前に、ある程度「雪や氷」というのを体験するには日本で雪山登山をするのがいいと考えたからだ。
それは寒さや雪といった条件下で自分の活動能力をあげることが登山の目的であったのであり、登山能力を高めるためではなかった。
しかし登山をするうちに、やはり山の楽しさにも気づいていった。
特に自分は沢登りの世界に魅了されている。
滝や激流の障害物に対して、真っ正面から登ったり、泳いで対抗したりするのか?
あるいは地形の弱点を探しだして、うまく障害物を迂回するのがよいのか?
どう進行するのが最善か?
あるいはおもしろいか?
また道具をどのように扱うのか?
そういうのを考えるのが本当におもしろいし、僕はそのおもしろさの3分の1も知らないように思っている。
これからもっともっと沢登りのレベルはあげられるし、もっとおもしろいことができると思っている。
そして何より未開拓エリアの多さも魅力のひとつ。
まだやったことないけど、国土地理院の地図を眺めて、
「前例ないけどこの地形絶対におもしろそうなんだよなぁ。」
って言って、本当におもしろい地形かどうか?狙っていたような沢登りができるのかどうかは本番のお楽しみ。
っていうようなこともやっていきたい。
ちなみにこれは最初こそ本番のお楽しみに近いが、経験を重ねると、地図から地形をリアルに予想する力も精度があがるはず。
まぁこんな感じで僕なりに
こんな山登りがしたい!
というのは沢登りを中心にして夢はある。
しかし、僕のこの想いは
「こんな力を身に付けたい!」
とか
「こういう力が求められるから沢登りが好きだ
。」
とか漠然としたものであり、
「この山に登るために、こんなスキルを身につける必要がある。」
とかそんなものではない。
どこか具体的にここに登る!とか決めたいんだけど、そういうのもなかなか見つからない。
無理に見つける必要もないけど、僕としては見つけたいのである。
なぜなら具体的な有形の目標地点があることによって、登山技術といった目には見えない無形の目標が達成されることが分かりやすくなるからだ。
例えばある山に登るのにA,B,Cの3つのスキルを身につける必要があるとして、その山に登れるということはその3つのA,B,Cのスキルを習得していることが誰にでもわかるわけだ。
「AもBもCもできますよ。」
って口で言うよりも
「この山登ってきました!」
って山頂の写真を見せてしまえば、万人にスキルを持ち合わせていることを証明できるし、何より自信になる。
スキルが実践で通用することが証明されたという自信である。
ところで上の写真、「登ってきた!」感が半端ない写真じゃないですか?笑
今日ここでこうやって写真を使うってわかっていたのでは!?
そのくらいのレベルでマッチしてますよね笑
話を戻して、そういうわけで僕もどこか登りたい山を見つけたいのだが、いかんせんこれが全く見つからない。
まぁそういう意味では以前、友人から教えてもらった冬の劔岳単独登頂を目指したらいいのかもしれないけど。
でもどこか「行きたい!」って湧き上がるナニかがない。
ナニかがないのは僕が毎日を行動なく終えているからなのか?
いや、違う。僕は少なからずナニかをしている。
まぁ学校で卒業研究をしてバイトに行くという平凡な1日に変わりはないが、何かをしているのである。
具体的には、毎日コンスタントに仕事をこなしつつも、必ず違うことを1つはするように決めている。
- 普段自分もみんなも掃除しない違うところを綺麗にしてみる。
- 普段と違うアプローチでお客様に接して新しい接客術に挑戦してみる