夏至も独立記念日も過ぎてしまいました。

終盤とは言いませんが、もう夏のピークに向けての盛り上がりは過ぎたみたいな感じがあります。

今はまだ天気が良く、どちらかというと乾燥で山火事が心配ですがもうすぐ雨が多くなり８月になると秋の気配がしてきます。

これから私も忙しい。最初に遡上するグループの紅鮭の数がいまいちだったのでまだ今年の紅鮭は冷凍庫に３匹。最低でも１０匹くらいほしいのでこれから８月初旬に登ってくる後半のグループで好釣果をあげねばなりません。あとできればニシンも釣っておきたいところ。

更に更に、７月の後半からはキノコとりも忙しくなります。そして最後は８月の後半のブルーベリー摘み。ブルーベリーで冬に食べるジャムを作るのです。

全部食べ物のことですが、そんなで我が家の冬の食生活はこの時期の頑張りにかかっているのです。

アラスカの夏は短いので他の動物も忙しそうですよ。

裏庭のあたりを縄張りにしているリス。

朝裏庭のベンチでコーヒーを飲んでいると何やら忙しそうです。子育ての最中でしょうか？

これはロシアンリバーで釣人が捨てた紅鮭の中骨の周りの肉を食べるハクトウワシ。

このあたりには５羽くらいいて、カモメに食べ物を取られないようにするのに忙しそうにしています。

そして私が釣っているところのすぐ下流５０メートルくらいに現れたヒグマ。

割と近くに私がいたのですぐまたヤブに引き返しました。今年は前半の鮭の遡上がよくないので子育て中の母クマも大変でしょう。

動物だけではなく、植物も子孫を残すのに大忙し。短い夏、精一杯花を咲かせます。

これは去年の秋にもらってきて植えたオリエンタルポピー。

大きな花をつけました。

こちらは玄関脇のピオニー（牡丹？）。

下の方に見える水色は忘れな草です。

最後に南向きの山の斜面ではチョウノスケソウが一斉開花。

こうしてアラスカの夏は満ちていきます。

後悔ないよう夏を楽しもう。

皆一生懸命の夏