ALOHA
あんしんの種まきセラピスト
看護師Alanaこと保戸塚ゆかです。
ご相談があったので
『血管性紫斑病』
(アレルギー性紫斑病・
ヘノッホ・シェーライン紫斑病)
投稿します。
追記(2024年6月時点)
血管性紫斑病は、
『IgA血管炎』と
示されました。
「2012年のChapel Hill Consensus Conference1)で示されたIgA血管炎は、
ヘノッホ・シェーライン紫斑病(Henoch-Schönlein purpura:HSP)のことをさす。感染を契機に、紫斑、関節痛、腎炎、消化器症状を主徴とする細小動脈〜毛細血管炎で、小児に多い疾患である。」
「2015 難治性血管炎の
医療水準・患者QOL向上に資する研究」より
当時は、大学病院の外来で
勤務をしていました。
2008年にロミロミに出会い
代替療法も少しずつ学び
まだ、嗅覚反応分析には
出会っていなかった頃です。
今なら、間違いなく
チェックします。
なぜチェックするかって?
原因不明の疾患だと言われたり
先行感染があったり
個人によって症状の出方が違ったり
まずは、その時の状態がわかる
どんな傾向があるのか
知っていると対処が選べます。
病院で診断を受けたら
嗅覚反応分析でチェックしてみる
回復へのサポートになります。
2010年11月の投稿より
血管性紫斑病について
『参考になるでしょうか…』より抜粋
~~~~~~~~~
この時期、(2010年11月)
(長女の発症は、7月夏休みの始まりの頃)
アレルギー性紫斑病(血管性紫斑病)になるお子さんが思いの外、多いようです。
小児科医的には、たまに見かける症例なので診断はすぐにつきます。
(2010年当時の同僚小児科医の話です。)
1年生(次女)の通っていた保育園の看護師さんに、
「あ~ぁ、紫斑病ねぇ。大した事ないわよ」
なんて言われた時には、プチンと音がしましたが…
(ちょっとした言葉にも敏感でした。)
幼児~小学校低学年のお子さんの
上気道感染(風邪…)の後に発症する、
毛細血管のアレルギー症状です。
=========毛細血管『 細動脈→毛細血管→細静脈 』を炎症の場とする全身の血管炎。
(動脈と静脈がつながっている所)
皮膚 ・ 消化管 ・ 滑膜(関節…等) ・ 腎 など
症状は、紫斑 ・ 関節痛 ・ 腹痛の三主徴 ( +浮腫 四主徴 )。
急性期の腸重積、回復期の腎炎が重要な合併症状。すべての症状が揃うとは限りません。
【 皮膚症状 】
点状出血斑が重力のかかる下肢(足)を中心に出始めます。(紫斑)
足 →おしり →前腕(肘より先) →手背の左右両方に広がります。
発症から2週間以内に消退することが多いようですが、6週間以内に再発して、 数か月~数年にわたって再発を繰り返すこともあります。
【 関節痛 】
足関節 ・ 膝関節 によく見られ、関節の腫れを伴うことが多いです。
【 腹痛 】
刺し込むような激しいものや腸の動きの低下からおこる嘔吐、消化管出血による吐血・下血。約10%の症例で紫斑の前に腹部症状がでることがあります。
【 腎炎 】
腹部症状の強い例、急性期の血清IgA値が高い例に多いと言われ、約半数に合併。
血尿・蛋白尿で発見され、紫斑出現後2週間~4週間後に出現することが多いです。
予後は、一般的に良好です。
腹痛・腎炎がある時は、ある程度入院治療が必要になるでしょう。
========
紫斑(皮膚症状)は、繰り返し出てきますが…
激しい痛み、関節の腫れがなければ、
1年生…登校しています。(休み時間は、外へは行かない。体育の時は、保健室で横になる。)
お家に帰ったら、
おトイレ以外はなるべく歩かない。
ソファーで足を上げて、横になる
もうすぐ、楽しみにしている
初めての学芸会があるので…登校しています。
尿検査は、週1回行っています。
毎回、おしっこの色を
1年生と一緒にチェックしながら、
「大丈夫だね~」と本人にも見せています。
濁ってきたり、赤くなってきたら、おしっこをとって受診しましょう。
(次回受診時の、検尿の容器をもらってきてますか~?)
紫斑出ると…何もできないかなぁ~と心配になりますよね。
〜〜〜〜
4年生(長女)が、
3年間血管性紫斑病とお付き合いしていく中で…どう過したか…。
まず、再発については…紫斑は時々出ました。
紫斑があって痛みがある時は、ひとまず、体育はお休み。痛みが強い時は保健室に行って横になる。
(なるべく重力を小さい面積にかけないように、横になるように本人にも説明しました。)
足をぶつけたり、転んだりすると機械的刺激が加わり、内出血…紫斑になりました。
痛みが強い時、関節が腫れている時は、
小学校をお休みします。
体育は、1か月くらいお休みしました。
尿検査、4週間問題がないことを確認してから
運動をはじめました。スイミングも再開しました。
縄跳びは…機械的刺激が強いので、紫斑のある時は見学しました。
紫斑は、たまに出たのですが…本人が痛みの程度をわかり始め、
このくらいの紫斑なら大丈夫…という目安を、だんだん持てるようになりました。
大丈夫かなぁ~と思って出かけた後、紫斑が出たり痛みが出た時は、
「 あら~、出ちゃったね 」と、
4年生と相談しながら、お休みするかを決めました。
『 再発する 』と思って、ある程度
腹をくくりました
10才くらいで落ち着く…という事だったので、
そのうち落ち着くだろうとも思いました。
1年生の夏休みに発症して、2日間入院。
(歩行できず…週末夜間だったので)
2年生の9月、再発。1週間後、
腹痛と関節の腫れで10日間入院。
「秋を迎える時期は、気をつけようね…」
と話していました。
(時期については、個人差があります。
その時の体調によって、時期は変わります。)
3年生の10月…新型インフルエンザにかかりましたが、紫斑は出ませんでした。
小学校への登校については、本人が行きたがっていました。
運動会など…行事が目白押しで、どうしようかと悩みましたが、
主治医が、「派手に紫斑が出ても、痛みがなければ様子をみながら、登校できますよ。
ただ、学校ではお姫様のようにソロリソロリと歩いてね。」と話してくれました。
調子の悪い時は、お休みすればいいよね…と。
2年生の10月から知り合いの鍼灸治療院で、鍼治療はじめました。
その頃、1年生は保育園の年少さん。
姉の入院中、病棟に入れず…ドアからのぞいていました。彼女もストレスをためていたので、抱っこが多かったと思います。
そのこともあり、(次女は)入院はしたくないと思っているようです。
症状が出たらお休みする。
症状がなければ、何も制限はありません。
症状が出た時に、
どうすればいいか…本人と一緒に話し合って、
周りの人達にも伝えておいてはいかがでしょう。
(お子さん自身で、自分の身体のことを知る
成長していく中で大切です。)
〜〜〜〜
長女が1年生の時、
担任の先生、保健室の先生、同級生、同級生の保護者の方々…に話しました。
○授業の移動に時間がかかることがある…
○痛みがある時は保健室で休んで、落ち着いたら授業に戻れること…
○何もできないわけではないこと…
○移る病気ではないこと… 等
周りに伝えることで、今まで話さなかったママ達とも話す機会が持てました。
「実は、私も小さい時紫斑病で腎炎になったのよ~。鍼治療もやったかなぁ~」と
声をかけてくれる方もいました。
上手く病気と付き合える様に
サポートをしてあげる事が、
大切なのかなぁと感じています。
原因不明なので…予防も難しい…
対症療法なので、治すこと自体も難しい…
できない事をいろいろ考えると暗くなるので…
今、できる事ってなにかなぁと
考えてみてはどうでしょう。
~~~~~~~~
以上、参考まで。
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