今回の読書は、待ちに待った喜多川泰さんの新刊「いただきます。」です。

主人公の翔馬は、大学の守衛室でアルバイトを始めた19歳。
最初は「楽して稼ぎたい」と思っていた彼が、年配の守衛たちとのやりとりの中で、働く意味や人との関わり方、そして“生きる姿勢”に気づいていくストーリー。
タイトルの「いただきます。」
この言葉の意味について、なんとなくわかっていたつもりでしたが、こんなにも深く心に響くとは思いませんでした。
翔馬が「いただきます。」を口にするたびに、その言葉の重みが少しずつ変わっていくのを感じたし、同時に、彼の成長が伝わってきました。
印象的だったのは、
「誰でもできることを、誰にもできないところまでやることで、はみ出すことだってできる!」というところかなぁ…
“誰でもできること”を丁寧に積み重ねる…
これは、仕事にも人生にも通じる本質かもしれません。
誰かのために、見えないところで手をかけ、それを続けることで、自分だけの“はみ出し方”が生まれる!
そんなメッセージに、感動しました。
「いただきます。」
それは、誰かから受け取ったものへの感謝と、自分もまた誰かに渡していく覚悟のようなものなのですね。
これからは、もっと丁寧に言うように心がけます。
