今回の読書は、岩井圭也さんの著書「夜更けより静かな場所」です。

本を読む理由って、人それぞれだと思うし、
同じ本を読んでも、人によって感じ方は違いますよね!
その違いに触れることで、自分の価値観が揺さぶられたり、
新たな世界(価値観)が広がったり…
「読書会」の魅力って、きっと、ただ感想を言い合うだけじゃなくて…
安心できる場で、否定されずに話せることなのかも…
そんなことを感じる一冊です。
私が読書で大切にしているのは「なぜそこに心が動いたのか」を考えること。
笑ったり、泣いたり、怒ったり…
その感情の揺れには、自分の価値観が映し出されますよね!
琴線に触れる瞬間は、過去の記憶や今の悩み、未来への希望とつながっていて、
そこに自分を知るヒントがあります。
だからこそ、読書はただ物語を追うだけじゃなく、自分との対話なんだと思います。
読書会とかで、「なぜそこに心が動いたのか」を口にしてみると、
さらに自己理解が深まったりします。
また、新たな捉え方に出会うことで、自分の視野が広がったり…
もちろん、共感してもらえると嬉しいですし、
他の人の考え方が理解できないときもあるけれど、
その違いこそが読書(読書会)の面白さだと思います。
この本は、読書が人を癒し、変える力を持つことを丁寧に描いていて、
読後感は穏やかで心地よかったです。
