二人の蔦屋 | 読書ときどき、わたしのこと。

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読書を通して、自分の中に静かな気づきが生まれる瞬間が好きです。
日常の中にある小さな奇跡や、人の想いが交差する物語に心を動かされます。
そんな本との出会いを、皆さんと分かち合えたら嬉しいです。

 

今回の読書は、 川上徹也さんの著書『二人の蔦屋』ですウインク

 

 

 

 

 

本を読み進めていくうちに、TSUTAYAというブランドに対する認識が大きく変わりましたびっくり

 

 

本書は、江戸時代の出版人 蔦屋重三郎と、現代のカルチュア・コンビニエンス・クラブ創業者 増田宗昭氏という、異なる時代に活躍した二人の「蔦屋」を軸に、文化を届けるという営みの本質に迫る一冊です。

 

 

それまで私にとってTSUTAYAは、レンタルショップという印象が強かったのですが、増田氏の創業ストーリーや空間づくりへのこだわりを知ることで、その見方が一変しましたアセアセ



特に心に残ったのは、「世界一の企画会社をめざす」という創業時のビジョンです。TSUTAYAは単なる店舗運営ではなく、企画力によって人々の暮らしや価値観に働きかけることを目指していたのだと理解しました。

 

 

また、増田氏の徹底した顧客視点とリサーチ力にも深く感銘を受けました。

「何が本当に求められているのか」を探るために足繁く現場に足を運び、ファクトを積み重ねる。その姿勢が、TSUTAYAというブランドの根幹を支えているのだと感じました。

 

 

実際に私自身、枚方T-SITE(蔦屋書店)を訪れたことがありますが、その空間は、単に「本を売る場所」ではなく、「暮らしの提案をする場所」として設計されていたんですね…照れ

 

空間デザイン、選書のセンス、カフェとの距離感、棚の配置など、すべてが来訪者の時間や感性に寄り添うように構成されていたんだなぁ…ルンルン

 

 

この企画力と顧客視点に基づいた空間づくりは、これからの時代においても、私たちの暮らしに新たな価値や発見をもたらしてくれるのではないかと…そんな未来への期待を抱かずにはいられませんね口笛

 

 






 

 

via More Smart Career
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