
今日の宇都宮は30度をかるーく超えておりました。
栃木県ビッグバンド連盟がチャリティコンサートをやるという告知があったので行ってみました。
お目当てはアルバトロススイングジャズオーケストラです。
とりあえず、暑い。会場のオリオンスクエアは商店街の中の大型商業ビルが撤退した跡地を再開発したイベント広場。つまり周りをビルに囲まれた風通しのあまりよろしくないところ。暑さのせいでチューニングは狂うし、吹き出る汗で手は滑るし、時折吹き込むビル風に譜面を飛ばされる、ジョイントの宿命であるサウンドチェックの不足か予算の関係かPAが機能しないという四重苦。客席でも汗だくだったのだから出演した7バンドは辛かっただろうな。客入りも悪い。「だってこの暑さじゃ友達を誘うのも申し訳ない」と。納得。
アルバトロスのセットリストは
1曲目「88 Basie Street」
さすがに1曲目は気持ち良く始まった。炎天下のライブには似合わない選曲ではあるが、このバンドが30年前に結成されて初めて以来取り組んできたカウント・ベイシーの曲だ。相変わらずこういう曲でリズムセクションが聞かせるゆったりしたグルーブは気持ちいい。
2曲目「You'd be so nice (to come home to)」
5本のTb.をフィーチャーしたアレンジを聴いた。やはりモニターが上手くいってないのだろう。バランスが崩れるところがあったが、個々のテクはたいしたもんだ。KING6Bもがんばってた。良い色になってた。
3曲目「Just friends」
Vo.の珠理さんが登場。買い物の途中にふわっと現れたような出方。斬新だ。これもVo.が浮いてこなくて残念。ステージが終わった後にバンマスに「あのさー」と伝えたら「んじゃ、おめーがフェーダー上げて来いよ」と。それもそうだ。ちなみにこのへんでバンマス氏は熱中症の初期症状が出始めて栄ちゃんがスポーツドリンクを手渡すというスリルある展開に。
4曲目「Hospital blues」
女子力満点のTp.セクションにおいて黒一点オトコの色気をふりまく佐藤和裕氏のフリューゲルホーンとトランペットがリードする曲だ。相変わらずすげぇ音だ。そしてそれに負けじと頑張る女子3人。幸代ははまだまだ若い。うれしい。
5曲目「Wind Machine」
これも長く取り組んできた曲だ。ただ暑さで集中力がとぎれたか、スタミナ切れかテンポ設定を間違えた。リズムセクションが若干ぬるっとイントロを奏ではじめたとたん、他のメンバー全員が「あれ?ヤバくね?遅くね?」と顔を見合わせている。そしてSaxセクションがAメロに入ると同時に無理矢理テンポを引っ張り上げた。さすがではある。日頃の練習の賜物というか、練習不足をカバーするテクというか、ちゃんと帳尻を合わせた。
今日はDr.の一徳君が仕事のためお休み。でも層の厚いこのバンドは菅野君というメンバーがしっかりと叩いていた。
30年続けるのは大変だよ。好きなだけじゃ続かないよ。ほんとにうらやましい。「暑すぎるよ。やりたかねーよ」と言いながら終わった後はみんな笑ってた。