3月からカウンセリングを受けてくれている友人が、

3回目のカウンセリングを受けてに来てくださいました。

 

今回は、お父様が体調を崩されていて、

非常に不安と混乱をしているようで、

まずはお話しをお伺いさせていただきました。

 

お話しをされているなかで、

現在のお話しだけでなく、

幼少期の頃、中学生の頃など、過去のお話しになることもあります。

 

印象的だったのは、

弟さんがいらっしゃいますが、

弟さんにはお母様がそのようなことを言っていなかったのに、

このクライアント様には、洗濯が大変だからと

中学生の時に部活を辞めるように、とおっしゃったということでした。

ほかにもいくつかのエピソードがあり、

このクライアント様は、いつもお母さまの意思と決定に

従ってきていたようでした。

そしてお母さまの怒鳴りを受けていたのです。

それは、自分が受けるのがふさわしいと思っていました。

ほかに受ける人はいないし、

自分が受けるべきだとさえ思っていらっしゃるようでした。

 

そこで、

このクライアント様に、自尊心が無視されている、

ということをお伝えさせていただきました。

けれども、

母親が洗濯がいやだから部活を辞めろと言っていたのも、

自分にだったら当然だし、

母親がヒステリーをぶつけていたのも

それを受けるのは自分がふさわしいと言っているのです。

 

ここは目覚めていただくために、

繰り返しお伝えさせていただくと、

ふと、ご理解いただけました。

 

カウンセリングが終わるころには、

完全にご理解いただけてご自分のことを、

なんてかわいそうに、とおっしゃっていました。

安堵です。

今回のカウンセリングでも、

大きな気づきをいただけたようでした。

カウンセリング後の様子を軽くお伺いすると、

自己価値がだいぶ変化していたようでした。

近日中に感想をお聞きできればと思います。

 

 

 

お父様の体調が優れないようなので、

体調が安定するのを心から願います。