友人が予約をしてくださり、対面カウンセリングをさせていただきました。

弟さんご家族がご両親と同居を始めて以来、

実家に帰省もしずらくなり、できなくなり、していない。

もう一度、以前のように実家にたまに帰ったり、

ご両親、弟さん家族と交流ができるようになりたい、という主訴をお持ちです。

 

どうしてもいろいろと、弟さんのお嫁さんに言い分があるようで、、、

前回は、コンステレーションセラピーを使い、

自分が義妹さんと同じ言動をしている、ということを認識いただきました。

どうしても抵抗があったのに、

すんなりとご納得いただけました。

これがコンステレーションの不思議なところです。

もちろん、見たくない自分が出てくることもあるため、

アカウンタビリティをしっかりと握っていないと、

カウンセリングは有効的ではなくなります。

 

アカウンタビリティとは、

あなたが感じることは、あなた自身のものである、という考えです。

たとえば、会社で上司に腹が立つ出来事があった場合、

それは上司の責任ではなく、ご自分の中になにか地雷があって、

現象が起きている。

したがって、腹が立ったことは自己責任、ということになります。

同じ状況で、同じことを言われても、腹が立たない人もいる場合があるかと思います。

したがって、腹が立ったのは、上司が悪いわけではないのです。

もちろん、例外的に、そんな言い方はないよな、とか、

腹いせ的に怒られたとか、そのような場合は、自分の中に、

なぜ腹が立ったのか、地雷を探す必要はなく、

ただただ、その理不尽な言動や行動をした人がよろしくない、

という場合もあります。

それでも、

「そんな理不尽な言動や行動をこの人はする人なんだな」、

で終わる場合と、

「なんなのよぉっーーーーームキームキームキー

という場合が人によりあるため、

やっぱりその場合もアカウンタビリティをチェックする必要があります。

 

今回は、お話しを伺ったあと、

義妹さんとご自分から、コンステレーションをスタートしました。

義妹さんとして私が立ちました。

義妹さんと対面すると、どうしてもイライラしてしまう、胸にモヤモヤがある、

ということで、

まずは、そのモヤモヤを要素として立って感じていただきました。

 

するとその怒り、モヤモヤは、

クライアント様(N様)の悲しみでした。

N様は、義妹さんからお母さまのクレームを聞くのが悲しかったのです。

さらには、帰省の際に楽しみにしていたお母さまの手料理も、

お母さまは弟家族さんと同居以来、料理をしなくなったため、

食べられなくなり、それも悲しんでいました。

それは、モヤモヤに立って初めて、ご自分からあふれ出てきていました。

N様も驚かれ、

まずはその悲しみをしっかりと感じていただきました。

 

つづく