ハワイは誰のもの | ハワイ ぼちぼち Mahaloのブログ

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ハワイから、なにげない出来事、オプショナルツアーや、ハワイ旅行に役立つ情報を書いています。


Aloha mai!


今日は、ツアーでカメハメハ像へお客様をご案内してダウンタウンへ


クィーンストリートを曲がり、まっすぐ正面のイオラニパレスへ向かうと

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イオラニパレス前、サウスキングストリートになんだかたくさんの人たちが

手には、ハワイの旗、ʻAʻOLE TMT、Aloha ʻĀina Mālama Mauna Kea と書かれたプラカード


ʻAʻOLE (いいえ)、ʻĀina(土地)、Mālama(尊ぶ、保護)



このイベントが行われていた


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現在、ハワイ島マウナケアの山頂(標高 4205mm)には、


日本のすばる望遠鏡を含めた、世界13カ国、11基の天文台が並んでいる


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ここにまた、口径30mの光学赤外線・次世代超大型天体望遠鏡


Thirty Meter Telescope 通称:TMT の建設が計画されている


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日本のほか、米国、カナダ、中国、インドのあわせて5ヶ国の協力で進めらていて


完成すれば、日本の技術の粋を集めた世界一の性能を誇る望遠鏡となる



天文学の発展に大きく貢献することはもちろん間違いない



ただ、今、その建築工事が中断する事態がハワイで起こっている


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ここ数日、至る所でハワイアンたちが集い

建築反対、中止を訴えている


もちろん、マウナケアでも


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あまりにも大きな望遠鏡



すでに11基の望遠鏡が建てられている




マウナケアはハワイアンにとって神の宿る山


女神ポリアフの住むところ


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ハワイは長い間、人には見つけられなかった場所


2000年とか1600年前に、遠く離れたタヒチやフィジー、トンガという

ポリネシアンの島々に暮らす人達に初めて見つけられたといわれるハワイ



ハワイは、1778年、キャプテンジェームスクックに発見されるまで、

このポリネシアンを祖先とするハワイアンだけの島


西洋や諸外国の人々が入ってきてから、まだ二百数十年



ハワイはこのハワイアンによって

千何百年もの長い間、彼らによって守られてきた



この望遠鏡の計画は日本の国立天文台TMT推進室が先頭に立ち進んでいる

米国も協力しているとはいえ、米国はハワイを侵略した国


力ずくで奪い取った歴史がある


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ハワイは一体誰のもの


米軍基地問題などで、日本でも同じようなことを感じている人達が


沖縄にはいらっしゃるでしょう




ハワイの人、ハワイアンが守り続けてきたもの


伝えたいもの


これからも守っていきたいと願っているもの




他国の私たちに本当に理解できるのだろうか




例えハワイで生まれ育っていても

ハワイアンの血の中に流れて、受け継がれてきたもの

その部分を完全に理解することはできるのだろうか




ハワイは誰もが愛する場所




本当にハワイを愛するなら

本当にハワイを好きと思うのなら

ハワイに関わっていたいと思うのなら




ハワイは誰のものなのか

ハワイを愛するいうことはどういうことなのか




私自身もう少し考える必要があるのではと・・・




このハワイアンの人々の集まりを見て


自分がもう一度ハワイにいる意味を考えてみなければと・・・





あなたはどう感じますか





Mahalo