第13話「ガラダマ」(製作No.17)

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※「ウルトラQ」は、私の思い出のテレビ番組であります。「ウルトラQ・ハイビジョン版」がWOWOWで先頃,世界で初めて放送されたのを機に、初めてすべての感想やそこにある想いを書き綴っております。

ウルトラQは,当初は,アメリカのテレビドラマ「ミステリー・ゾーン」(原題・トワイライト・ゾーン)をなぞって、SF的な怪奇ドラマを目指そうとしたが,やはり,子供視聴者向けには,怪獣だということで,怪獣ドラマへとシフトしていったのは,周知。

そして、シリーズ最高傑作の,というよりも,日本が生み出した「怪獣」たちの中でも,デザイン・特徴など様々な観点から,傑出した怪獣を選ぶなら,五本の指に入るのが,ガラモンであろう。
これは,今でも変わらない。

怪獣に詳しくない人でもガラモンは知っている。
場合によっては,ピグモンとも呼ばれるが,それはデザイン上,同じ怪獣だが,特徴自体は全く違う怪獣である。

ガラダマという,ある地方では,隕石のことをそう呼んでいて,そのガラダマに乗ってやってきたのが,ガラモンであった。
宇宙人が地球侵略のために,自分等よりも先に送って,地球を破壊するために,やってきたのである。
しかし,弱点があり,ガラモンを操る電波発信器の電波を遮断されると,あっという間に倒れて,もう二度と立ち上がれなくなる(ようである)。
実際は,電波を復活させると生き返るのではないかという気もするが,少なくともドラマの設定上では,そういうのは無かった。

放送当時は,粘液を吐いて,倒れるガラモンのまねを子供同士で,よくやっていたものである。
口に,水を含んで,ブエーっと吐き出して,のけぞり倒れる遊びをガラモン遊びと名付けていた。

ガラモンのデザインは,実は「緑色」を基調にして考えられていたそうだ。となると,あの全身のとげとげは,葉っぱのイメージだったのだろう。
ウルトラQは,モノクロ放送だったので,ガラモンの実際の色は,見えていないが,まあ、定説では,赤色である。ぬいぐるみを造る際に,既に,緑は排されて,赤色にされたようである。

Qシリーズの傑作怪獣をあげておくと,やはり,ウルトラQの商標に使われた,ガラモン,ゴメス、ペギラ,ナメゴン、パゴス,カネゴンといったところに収まるだろう。
その中でも,やはり,ガラモンは,突出した出来であり,存在であるのだ。


そして,ガラモンは,再び,地球を,日本を,・・・
東京を襲うことになる!

その前に,あのペギラが,東京に現れるわけだが・・・






(次は,第14話「東京氷河期」)


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第12話「鳥を見た」(製作No.6)

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※「ウルトラQ」は、私の思い出のテレビ番組であります。「ウルトラQ・ハイビジョン版」がWOWOWで先頃,世界で初めて放送されたのを機に、初めてすべての感想やそこにある想いを書き綴っております。

ウルトラQには、トラウマになるエピソードがある。

・・と、前回は書いたけど、それとはまたべつに、

ウルトラQには「名作」と呼べるエピソードもある。

まあ,ウルトラQファンにおいては,すべてが名作といっても過言ではないが,とりわけ、この「鳥を見た」は,子どもの頃見たときも,何か,いい郷愁感を覚えた作品であった。

動物園の動物が,みんな消えてしまい,そこにたおれていた警備員が「鳥を見た・・・」と一言つぶやいて,息絶えるオープニングは,これまた,今見ても,これから起こることへの興味つきない伏線であり,あの有名な「ウルトラQ・オープニングテーマ曲」が,この作品に限って,あっけなく終わってしまう衝撃も,忘れることが出来ない思い出である。

そして、不思議な小鳥と少年の交流が始まる一方,数百年前からタイムスリップしてきた帆船に残されていた日記の一番最後に記されていた言葉は,「鳥を見た」だったのである。


ついにその正体を現す,怪鳥ラルゲユウスの出現により,物語はクライマックスへ。

劇中,吹き飛ぶ街のシーンは,「空の大怪獣ラドン」の映像を使っているのは,経費節減なのであるが,実は,それ以外のラルゲユウスが絡む新撮場面も,非常に手がこんでいる。

鳥かごのシルエット。そして,鳥の影だけが,どんどん巨大になるシーンは,当時、ウルトラQの特報番組で紹介されたときも,印象深い場面であった。

警察署の屋根を踏み抜く巨大な鳥の足は,私が子どもの頃遊びにいった円谷プロの倉庫に置いてあり,持ってみたら,凄く重いものであった。
見学で説明してくれたおじさんが「重くないと,ものが壊せないでしょ」と言っていたが,確かにそうだ。


ラルゲユウスの出現で,パニック状態になり人間社会をよそに,雄大な大空を,ラルゲユウスは飛び去っていく。
怪鳥と奇妙な友情で結ばれた少年が,それを追う。

また,別の時空に旅立ってしまう,空の果てに消えるまでクローと名付けたラルゲユウスを少年が見送る。

最初は戻ってきてほしかったのだが,最後に,彼は,さようなら,と言うのであった。

水平線と,夕日,少年のシルエット,空の向こうに消えていく,巨大な鳥の影。

これは,日本のテレビドラマ史上に残る名場面であることを,知るべし。


(次はいよいよ第13話「ガラダマ」)


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前に見たのだが,今さら,書く。

ネタバレあり!









最近のCG技術を持って,「猿の惑星」をリメイクしたら・・・ということだが、これ,やっぱり,猿が,猿のままの姿だからすごい。
「猿の惑星」第1作をリメイクしたら,単に服を着た猿の顔をCG化しただけでは,そんなにすごい映像にはならなかっただろう。
まあ、第1作はティム・バートンが最近リメイクしたし,それでは,その前の話,ということになるが,つまりは「猿の惑星・征服」のリメイクみたいになるのだ。


ただ,人間が滅亡寸前となり,猿の惑星になる要因としては,ウイルスの所為にしているが,それでは、C・ヘストン版「猿の惑星」「続・猿の惑星」にはつながらなくなるのだ。
あちらでは,人間が核戦争を起こして滅亡してしまい,放射能を浴びて変化した生き残りの人類は地下社会を作り,地球を消すほどの威力を持った核爆弾を「神」としてあがめていたのだから。


つまり,この作品は,「猿の惑星」とは,別の時間軸でおこっている「猿の惑星」なのである。



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