
映画には二通りの傑作があると思う。
見ているものの感情に訴える、人間の悲哀や人生のすばらしさを語ってくれる「人間性」。
そして、現実にはあり得ない非日常の光景を表現してくれる「見せ物」。
「トランスフォーマー・ダークサイドムーン」は、後者の傑作である。
いや、よくぞ、これほど、めちゃくちゃをやって、見ているものを楽しませてくれた。
前2作も、売りであるトランスフォーム場面は、すばらしい出来だったが、今作も、これでもかこれでもかの波状攻撃の様にトランスフォームしまくる。
かつて訪れたことのあるシカゴの街が、壊滅状態になる場面も秀逸。
大体、自分の行ったことがある場所が舞台になる映画というのは、楽しめるものである。
それにしても、オプティマス・プライムの大先輩の声が、レオナード・ニモイが演じていて、いい味を出していた。(どこかで聞いたことのある声だなとは思ったのだが)
3Dは、比較的よく飛び出していたが、やはり、映画の中に夢中になるうちに、どうでもよくなる要素であろう。
大画面・大音響の劇場で見るのにもってこいの久しぶりの大作である!
